うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

心の持ち方・考え方

苦しい時の考え方

苦しい時に「○○な方と比べたら全然恵まれている」「○○の国の方は、もっと大変な思いをされている」と考えられる方を見かけたことがあるし、私もそんなふうに考えていたことがありました。 でも、本当に苦しい時にこれはあまりよくない、と思っています。 そ…

バイトの面接を受けた話

秋から少しずつバイトをできたら…と書いていたのですが、勤務時間数・通勤距離・業種や内容、そして何より自分が働く姿を自然にイメージできた求人情報がありまして。 応募し、面接を受けてきました。 実はもう一つ、気になる求人があったのですが、そちらは…

人は自分とは異なる人間だという前提

人は自分とは異なる人間だと深く納得したことで、多少のことでは動じなくなりました。 人それぞれ考え方、生き方、感じ方、性格、特徴などなど、異なります。 似たものを持つ人はいるけれど、だからといって総合的に全部同じ、ということはあり得ない。 その…

励ますという行為

相手がどのくらいの状態にあるかによるけれど、励ますことがよくない場合もあると自分の経験から学びました。 人は相手が悩みや辛さを打ち明けてくれた時、なんとか力になれたら、と思う方が多いと思います。そして、なんとか元気付けようと励ますことがある…

自分と繋がる時間。

うつ病になり知った、自分自身との対話の大切さ。 もう一人の自分は、自分に必要な助言をしてくれます。 もう一人の自分、というのは、感情的な判断でなく、状況や私自身を理解した上での意見を冷静に言ってくれる、いわば相棒(もしくは親友)。 このもう一…

グレーにしておこう、と思えるようになった話

よく、うつ病になる人の思考には「白黒思考」があると読みます。 私もまさに、そうでした。 いいか、悪いか。この二極化。 人間、グレーなことが多いのに、 物事も、ある面ではよくてもある面ではよくない、ということが多いというのに、 この白黒二極化思考…

人は変わることができる、と思う話。

お久しぶりになってしまいました。 抗うつ剤なしの生活にも慣れ、日々語学勉強や家事手伝いをし、自然を愛でる時間を味わって過ごしていました。 本日は、人は変わることができる、と思うことについて書きたいと思います。 うつ病という機会 徹底的に自分を…

受け止めることで始まる。

今日はこちらは穏やかな春の陽気でした。 温かいとなんだかほっとしますね。 本日は、受け止めることで始まることについて、書きたいと思います。 --- 眼鏡姿の自分を、長らく受け入れることができませんでした。 似合うと全く思えていませんでした。 近視に…

人生は長さでも進む速さでも高さでもないと思う話。

ふと、ジョギング中に思いました。 人生は、長さでも進む速さでも高さでもないと。 世の中競争社会だったりそれぞれの欲がうごめいていたりして。 長生きが偉いとか、色々なことを速くできたりレベルが高いことに対して「良い」というレッテルを自分でも他人…

自分を愛するとは。

自分を愛することが大切だと、何度も何度も色々なところで読んできました。 しかし、当時の私は、「こんなダメな自分、愛せるわけない」と思っていました…。 うつ病の快復過程で、自分を認め、受け止めることをするように。 そうしていくうちに、自分を愛す…

うつ病がよくなり始めた時の話。

長年にわたりうつ病を患ってきましたが、おかげさまでだいぶ良くなり、今はリハビリ期に入り始めている感じがしています。 今回は、うつ病が良くなり始めた時のことを振り返りたいと思います。

「頼る」こと。

「頼る」ことが昔から苦手でした。 長女だったことや家庭環境に加え、持ち前の「自分に負けず嫌い」があり、頼ること=人に迷惑をかけること、申し訳ないこと、もしくは、自分に負けること という図式に頭の中がなっていました。 うつ病になり、人の助けを借…

直感に従わなかったら車をぶつけた話。直感の大切さ。

昨日のこと。 嫌な感覚があって「今日車に乗るのは止めておいた方がいいな」と感じました。 思ったというより、「感じた」でした。 しかし、歯医者に行く予定があり、雨が今にも降り出しそうな空模様。 天気の良い日には歩いたり自転車で行ったりするのです…

人の気持ちは本当の意味ではわからない、という前提。

うつ病の快復過程で、色々と考えが変わったのですが、その一つに 「人の気持ちは本当の意味ではわからない」という考えが前提になりました。 うつ病になって、しみじみ感じました。 「私の苦しみは、本当の意味では私しかわからない」ということを。 同じ病…

「申し訳ない」と「有難い」。申し訳ないと思ったら、「有難い」でしめくくる。

恐らく、という予想なのですが、うつ病中、もしくはうつ病になった方は、「申し訳ない」と思う回数が多いのでは、という気がしています。 うつ病以前から「私が〇〇だから、わたしの○○のせいでこうなった」と思いがちだったのですが、うつ病がかなりひどい時…

自分を認めるとあまり凹まなくなる話。

昔、何かで見たのですが、明石家さんまさんが 「みんな自分に期待し過ぎやねん。」ということをおっしゃっていました。 上記が正確なお言葉かは怪しく、大体の内容をかいつまんで書くと、 「みんな自分に期待し過ぎだから落ち込む。こんなもんだ、と思ってい…

環境への適応について、植物を見て思うこと。

植物はそれぞれ合う環境や水の量が違います。 やや日陰の方がいい子。 太陽の光をいっぱい浴びたい子。 たまにの水で大丈夫な子。 水をたくさん飲みたい子。 それぞれの特性であって、いいとか悪いとかの話ではないな、と思います。 どこでも育つ!という植…

思考のもと。恐怖か憧れかの大きな違い。

うつ病以前の私の思考は、「~しなければならない」「~すべき」「~でないといけない」といったものでした。 それは、背景に「〇〇でなければダメだ、それができないとダメだ」という思いがあって、簡単にいえば恐怖に支配されていた思考だったと思います。…

展開を楽しむようになった話。

うつ病以前の私は、自分が求める結果にこだわり、執着していたと思います。 「ある結果を得るために努力する」 それは時に、執着を伴います。 努力が無事に実り思うような結果が出ることもあるけれど、そうとばかりは限りません。 そうした時、以前の私は「…

自分と仲良くすること。

自分と仲良くすることは、大切なこと。 うつ病の快復過程で気づいたことでした。 自分のことが好きになれなくて、こんな自分好きになれる訳ないと思っていたけれど、 「この世を去るまで、ずっと一緒にいるのは自分」 「自分からは逃れることはできない」 と…

うつ病の快復過程で自分と距離を置くようになり、起こった変化。

うつ病の快復過程で、自分に対して距離を置き、観察したり冷静に見たりするようになりました。 そうすると、「あ~~今焦っているねぇ」とか「あーー今イライラしているね」と客観的に理解できたり、喜んでいる時でも、「あーーこういうことに私は幸せを感じ…

「反応しない練習」を読んで。

いかに、自分が色々なものに反応しているか、反応してきたかを自覚したうつ病回復期。 元々刺激を受けやすい(HSP傾向)という気質と、私自身の問題とで、まぁよく反応してしまう。 「反応しやすい」という自覚をしたため、反応した時には対処できるようにな…

答えが後からやってくる。席を譲る難しさ。

電車などで座席を譲ることが難しい、と感じていました。 明らかに足腰が大変そうな方や体調が辛そうな方にはためらいなく声がけしますが、「果たして声掛けしていいのだろうか…?」と迷う場合が難しい。 今回は、席を譲る難しさと、後から答えがやってくるこ…

自己肯定感について

「自己肯定感を高めるには、自分を褒める」とよく見かけます。 たしかに、自分を責め、否定していては自己肯定感は下がってしまう。 反対に、褒めれば自己肯定感は上がるのだろうとは思います。 ただ、私の場合「自分を褒める」というのがどうにも居心地が悪…

気持ちを引きずらない術。

うつ病が辛かった時には言わずもがな、うつ病になる以前も、嫌な気持ちをかなり引きずってしまうタイプでした。 「そんなに嫌な気持ちに執着してどうするの」と自分でも思うほど、ひっくり返し、初めから考え、グルグルと嫌~な気持ちの中を巡っていることが…

「普通」というものはそれぞれが思うものに過ぎない、と思う話。

うつ病が辛かった頃。 いや、うつ病でなかった頃もよく思っていたかもしれません。 自分に対して「普通、これぐらいできるでしょ」と思っていました。 うつ病以前の私が掲げる「普通」は、自分の状態や実力を度外視したものであり、しかもそのことが「上手く…

眠りに対して「まぁ、いいか」と思うようになった話。

前回、眠りに注力している話を書きました。 irotoridori-days.hatenablog.com その後、診察があり主治医と話していたところ、ズバッと的を得たことを言って下さったので、ご紹介させてください。 目次 主治医に聞いた、ある患者さんの眠りの話 その話からわ…

うつ病前に戻るんじゃない、と思っている話。

うつ病からの回復過程で心に留めてきたことがあります。 「うつ病の前に戻るのではなく、生き方を変えること」 「新しく構築していくこと」 うつ病が良くなったとしても、中身が変わっていないと再び体調を崩す可能性があると私の場合ですが思っています。 …

思いを馳せると幸せ感が増す話。

うつ病がかなり辛かった時期には、「辛い」「苦しい」「しんどい」で心身が埋め尽くされていて、幸せを感じることはありませんでした。 うつ病特融の症状であることが大きいと思っていますが、 人間、心にしろ体にしろ、めちゃくちゃしんどい時にはなかなか…

前提を変える。「自分はダメなところばかり」思考からの脱出。

うつ病以前も自己肯定感が低く、基本的に「自分はダメだ」と思っていました。 一方、少しでも上手くいくと調子に乗り、変に自信を持つこともありました-.-; うつ病の回復過程で冷静に自分をじっくり眺めてみると、 「色々な面がある」自分が見えてきました。…