うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

「頼る」こと。

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「頼る」ことが昔から苦手でした。

 

長女だったことや家庭環境に加え、持ち前の「自分に負けず嫌い」があり、頼ること=人に迷惑をかけること、申し訳ないこと、もしくは、自分に負けること

という図式に頭の中がなっていました。

 

うつ病になり、人の助けを借りなければどうにもならない状態に…

 

初めは家族に「できない」「難しい」「やってほしい」ということにものすごく抵抗があって。

それは「私はそれができない」という現実を認めたくなかったことも大きかったです。

 

でも、どうにも難しいので、頼み、頼るようになっていきました。

 

 

今でも、まだ「頼んだり頼るのが下手だなぁ」と思うことがあるけれど、だいぶ、お願いすることができるようになったり、難しいことに関しては断ったり、妥協点を見つけて伝えることができるようになってきました。

 

この変化も、うつ病がもたらしてくれたことの一つ。

 

以前の私は、一人で片意地張って、空回りして、でも頑張って…とはたで見ていたら恐らく痛い感じだったと思います。

 

人に頼ることができるようになってきて、随分と楽に過ごせるようになってきました。

 

 

その変化は買い物などにも。

以前は店員さんとお話することがあまり好きではなかったのだけれど、その道のプロの方のお話を聞くのが面白くなってきました。

 

例えば、友達のプレゼント。

友達の好みに関しては当然私の方が知っているけれど、そのモノの特徴や使い勝手などは店員さんの方がもちろん詳しい。

どちらにしようかな、と迷うような時には店員さんに相談するようになって、なるほど!と納得して購入できるようになりました。

 

 

語学のオンラインレッスンを受けていて、検定試験を間近に控える中、先生が「ここを特に勉強したい、というところはありますか?」と親切に聞いて下さいました。

「〇〇の問題は知っているかどうか、という問題だから、自分でやるしかないかなと思って…」と答えた私。

 

先生は少し寂しそうでした。

しまった…せっかく親切に言って下さったのに。

しかも、言うにしても、まずは「ありがとうございます」と受け取った方がよかったな、と反省しました(>_<)

 

レッスン後、メッセージのやり取りで、「こんな風に問題を出していただけたら嬉しいかもしれない」とお伝えしました。

先生は「私をあてにしていい(頼りにしていい)」と言って下さいました。

心強い!

 

自分のことを振り返ればわかることだったけれど、人は相手が困った時や悩んだ時に自分を頼りにしてもらえるのは嬉しいものなんですよね。

 

自分が単に楽をするために相手に甘えるのは良くないけれど。

困ったり悩んだり、力や助けを借りられたら有難い時には、頼ることも大切だと改めて思いました。

 

 

こちらは今日は風があったものの、晴れて穏やかさを感じるお天気でした。

朝散歩したら、朝日にキラキラと紅葉が輝いていて、とても美しくて。

何枚も写真を撮りました。

載せたい衝動にかられますが、地元の公園なので控えます(^^;

 

温かいと、ほっと心も体も緩めることができると感じています。

冷たさを感じる日もありますので、皆さま温かくしてお過ごしください^ ^

お読みくださって、ありがとうございました。