家族が旅行(というより保養)に出かけていた夜のこと。
テレビを何気なくつけたら、あるCMが目に飛び込んできました。
父親と母親と子供で、キャンプか何かに出かけるCM。
車のCMだったと思います。
それを見ていた時、気づけば涙が一筋流れていました。
涙した自分に、自分がびっくり。
そしてしばらく思案して、そうか、と納得。
この、自分と旦那さんと子供で、車に乗ってキャンプのようなものにお出かけするのは、私の夢だったのでした。
でした。
過去形。
30代後半アラフォー。
まだまだ子ども産めるよ!と励ましてくださる方もいらっしゃることでしょう。
自分の気持ちを眺めてみても、100%諦めたとは言い難いです。
ただ、夢を持ち続けることよりも、半分諦めた方が、気持ち的によほど楽なこともあると知りました。
結婚して、子どもを産む。
そこに照準を合わせていると、出産できるには年齢の限界があるし、努力だけでどうにかなるものでもないため、苦しくなる気がします。
うつ病を経験したことにより、「たくさんの幸せがある」という事実に気が付きました。
心地いいな~と思いながら過ごせること。
おいしい、と感じながらご飯を食べられること。
自然の美しさ。
本を読めること。
友達や家族と笑い合えること。
結婚していてもしていなくても、子どもがいてもいなくても、幸せはたくさんたくさんある。
そう気づいたら、こだわりはなくなりました。
それでも。
夢だったことが目の前に見えると切なくなることがあるんだな~としみじみ。
特に、肌寒さを感じる季節&家族が家にいなかった状況がそれを助長させたと分析。
肌寒い季節に、一人で家にいるとしんみりします。
子どもはどうにもならないかもしれないけれど、共に過ごすパートナーにいつか出会えたらいいな、という気持ちが芽生えた日でした。
肌寒くなってきた季節。
体が冷えると、気持ちも落ち込みがちになることがあると聞きます。
体験上、私もそう思います。
温かいものを食べて、温かいものを着て、温かくしてお過ごしください。
お読み下さって、ありがとうございました^ ^