ふと、ジョギング中に思いました。
人生は、長さでも進む速さでも高さでもないと。
世の中競争社会だったりそれぞれの欲がうごめいていたりして。
長生きが偉いとか、色々なことを速くできたりレベルが高いことに対して「良い」というレッテルを自分でも他人でも貼ることがあるなと思います。
うつ病以前の私も、長生きに関してはそうは思っていなかったけれど、他2つに関してそうした価値観があった気がします。
もちろん、それらも良いことではあるけれど、人生、最も大切なのはそこではないなぁと病気になって思いました。
長く生きられることは尊いことだけれど、長く生きればそれでいい、という話ではないし。
色々なことを速く進めて、たくさんやることは良いことでもあるけれど、それは心地よいのか、1つ1つ味わえているのか、楽しいのか、自分もまわりも幸せかと考えると疑問が残ります。
何かを極め高みに登ることは素晴らしいことではあるけれど、それだけが全てではないし、あらゆることにおいてそこを目指していたら参ってしまう気がします。何事も奥は深く、極めようと思ったら際限なく道のりはある。
人生という道のりの中で、自分が大切だと思うことを大切にして、できることをしながら、周りにも自分にも良いものを出していけたらいいなと改めて思っています。