うつ病の回復過程で、自分を知っていきました。
自分を知ると、自分の快不快、得意不得意、性格的傾向などがわかり、自分と付き合いやすくなり、自分に振り回されることが減りました。
そうして、楽になったな~と感じています。
今回は、自分を知る方法について書きたいと思います。
目次
自分を遠くから眺めじっくり観察する
自分を遠くから眺めるように見て、じっくり観察する。
そうすると、自分の様子がよく見えてきます。
「あ、これはどうも好きみたい」
「これは今の体調でも大丈夫」
「あーこういうのが苦手なんだな」
「今はこういうことに負担を感じるんだな」
そうしたものがわかってきます。
良いも悪いもなくて、「自分の(今の)1つの側面」として、1つひとつ受け止めていくと、自分のことがわかってきて、自分と付き合いやすくなってくると感じています。
子どもの頃、親や先生が書いてくれた言葉を見る
先日、母が物の整理をしていて、私がプレイルーム(幼稚園の前に通っていたところ)時代の母と先生の言葉の記録が出てきました。
見てみて、納得。
先生の言葉には「ナイーヴなところがある」
母の言葉には「鋭いところがある」
…やはり、HSP(生まれつき敏感な人)の傾向が。
他には、「本が好き」「外で遊ぶのが好き(多分自然の中で過ごすのが好きだった)」という、今も変わらないではありませんか、という言葉の数々。
「三つ子の魂百まで」というけれど、元々持っている特性のようなものはだいぶ大人になっても変らなかったりするなぁと思いました。
もちろん、後天的に鍛えたり身に着けて変わることもあるけれど、そのものの素質というか、原点が子どもの頃の記録を見るとわかります。
自分の子供の頃の記録を見ると、自分を知るきっかけになるかもしれません。
占いを見る
占いを見ることで、自分を改めて見つめることが出来るように思います。
占いには「〇〇の傾向がある」とか「〇〇が苦手」など特徴が書いてあります。
そういったことを読むことで「たしかにこの傾向あるな」と自覚できる気がします。
占いは統計学と聞いたことがあり、当てはまるばかりではないと思いますが、当てはまらないとしても「これは私の場合こうだな」と、自分を改めて見つめる機会になるのでは、と思います。
私はどうも統計的な人間らしく、
自分を知っていく中で「占いにはなんて書いてあるんだろう?」と思い、1年ほど前に図書館で借りて見た「365日誕生日全書」には
- 少々頑固で頭でっかち
- 高すぎる理想のために、自分自身に罪悪感や無力感を感じやすい
- 周りに気を使い過ぎたり、あれこれ考えすぎて、心身のバランスを崩しやすい傾向がある
と書いてあり、バレバレじゃないですかーーー!と赤面し思わず笑いました。
そして、占いのお墨付きまでもらったこの傾向、うまく対処しながら生きていくより仕方ない、と妙に納得しました。
ちなみに父も書いてあるそのままが当てはまり「ここまでバレバレだと力が抜ける」と言っていました。
(母はそこそこ合っていました)
ゲッターズ飯田さんの本でも
- 理屈が好きな完璧主義者
- 好きなことだけに没頭する人
など、ぐうの音も出ない、と感じました。
遡れば、高校生時代に流行った動物占いにも「ですよね…」と思っていたのでした。
当たる当たらない、という話ではなく、自分を知ったり見つめる1つのツールとして、占いを見てみるのもありなのでは、と思います。
おわりに
自分を見つめてみて、私は自分を知らないまま生きてきたな~と思いました。
それは、目隠しして運転していたようなものだったと思います。
自分を知っていないと、どれだけの負荷があると辛いのかも理解しないまま無理をしてしまったりします。
自分を知って、今の状態を見つめること。
それは人生という長い道のりを生きていくために、とても大切なことだと思い知りました。
急性期などうつ病が辛くてたまらない時期に自分を見つめることは大変だと思うので、
少しずつ楽になってきた頃に自分をじっくり見つめてみると、うつ病の回復にもプラスになるように思います。
そして、自分の傾向がわかり対策や加減を考えられるので、これから生きていくための指針のようなものが立てられるのでは、と思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました^^