うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病と性格の関係。個人的には大いにあった件と対処法。

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                               umiphotoさんによる写真ACからの写真

うつ病について調べると、「うつ病になりやすい性格」というものが書かれていることがあります。

 

  • 真面目
  • 責任感が強い
  • 完璧主義

 

など、よく見受けられます。

 

うつ病は大きなストレスがかかって発症することや、パワハラなど外部的要因が大きくて発症することもあると思うので一概には言えないと思いますが、

私の場合は大いに性格・考え方が関係していました。

 

今回はうつ病と性格の関係と、性格の傾向を変えることは難しくても考え方や対応の仕方、逃し方は変えられると思った話を書きたいと思います。

 

目次

 

 

 

うつ病と性格

 

うつ病になったきっかけや原因などは様々だと思います。

 

何にせよ、大きなストレスがかかったり、ストレスがかかり続けたりした場合が多いのでは、と想像しています。

 

うつ病になりにくい性格でもうつ病を発症することはあると思いますが、

性格的にうつ病になりやすいものを持っていると、より発症の危険性があるように思っています。

 

例えば煙草を吸う方はがんになる危険性が〇倍、というような数値がありますが、

「こういった性格だとうつ病になる危険性が〇倍」といったように、性格によってうつ病へのなりやすさが異なるのではないかと個人的には感じています。

 

 

性格や考え方

 

性格には、生まれ持った素質がありますし、環境や経験から備わったものもあります。

 

生まれつきのものや長年過ごしてきて培われてきたものを、そう易々と変えることは難しいかもしれません。

 

しかし、考え方を変えていくことは出来ると思っていますし、考え方が変ってくると性格にも影響してくるのでは、と思います。

 

 

性格への対処

 

うつ病の回復期を過ごして自分を客観的に見るうちに、「まさにうつ病になりやすい性格、考え方だったわ…」と思い知りました。

 

じっくり時間をかけて自分と向き合う中で、性格への対処を少しずつですが身に着けていっています。

 

対処法(個人的に行っている事)

1.自分の傾向をまず掴む。気づく。

まずは、ここだと思います。

自分の性格傾向を掴み、「今、自分がどんな思考や考え方になっているか」「頑張り過ぎていないか」などに気づく。

 

自覚しないことには手の打ちようもないので、知って、気づくことが大切だと思います。

 

 

2.気づいたら、調整をする

気づいたら、後は調整です。

 

例えば私の場合、

  • 「あ~頑張り過ぎてるな~」「疲れが溜まってるな~」と気づいたら、休む時間やほっとする時間、心地よく過ごせる時間、リフレッシュする時間などを取る。
  • 「あ~自分を責めているな~」と気づいたら、それだけ頑張ろうとしていた自分を認めて、「ぼちぼち〇〇出来るようになっていったらいいな」と考える。
  • 完璧主義が出ていたら、「まぁそこそこいっか」と思ってみる。

 

ことにしています。

 

「性格そのものを変える」となると、そう簡単にはいかない場合があると思いますが、

性格による行き過ぎが出ている時、ストップをかけることは心がけ次第で出来ると感じています。

 

 

3.もう一人の自分が自分にツッコミを入れる

自分を見つめるもう一人の自分がツッコミ役を担当すると、

行き過ぎを防げる気がしています。

 

「もー真面目なんだから」

「おいおい、飛ばし過ぎだよ」

「それ理想高すぎだから」

 

自分を見つめる自分がいると、ハッと今の状態に気づくことができると感じているのですが、そこでさらにツッコミを入れると、「ですよね~」と行き過ぎず冷静になれるように思います。

 

少し怪しいかもしれませんが、行き過ぎな傾向が出ている時、頭の中でこうした会話をしています(笑)

 

 

「〇〇過ぎる」を防ぐ

 

うつ病になるまでの自分を振り返ってみて、「〇〇過ぎる」になるとまずいのかな~と思っています。

 

  • 頑張り過ぎる
  • 無理をし過ぎる
  • 自分を責め過ぎる
  • 完璧を目指し過ぎる
  • 真面目に考え過ぎる(ひたすら考えてグルグル思考になる)

 

この「〇〇過ぎる」になると、負担が大きくて、心身が悲鳴をあげるように思うのです。

性格的傾向があって、今もうっかりすると真面目にやり過ぎることがあるのですが、

気づいてストップをかけたり緩めることが出来ると、随分違うと感じています。

 

 

おわりに

 

性格は生まれ持ったものや長年培ってきたものでそう簡単には変わらないかもしれないけれど、

自分の状態に気づき、考え方を変えたり、対処することは出来ると感じています。

 

うつ病がものすごく辛い時期(主に急性期)は、そのようなことは考えずに、とにかくひたすら休養することが大切だと思います。

 

 

自分の陥っている状態を見つめて、

ブレーキをかけたり、スピードを緩めたり、「ま、これもいっか」と思ってみたり。

 

そうして、自分と付き合っていきたいと思っています。

 

 

うつ病からの回復の道のりはそこそこ長い道のりですが、

じっくり、ゆっくり、行きましょう。

 

ご覧いただきありがとうございました^^