うつ病になって気づいたことは色々とありますが、
その1つに、
いかに多くの情報や刺激、煽りに囲まれていたかということがあります。
今回は、うつ病になって強制的に刺激に触れられなくなって、
デトックスのような効果があったと思う話です。
テレビでは多くの情報や宣伝。
不安を煽るニュース。
ネットを開ければ読み切れないほどの情報。
チラッと検索して見た物の写真はネットの宣伝に上がってくる。
SNSは良い面もたくさんあるけれど、自分にとって刺激となるものもある。
うつ病以前はそうしたものに、日常的に触れていました。
コントロールすることなく、何もかもを詰め込んでいた気がします。
それで疲弊していた部分もかなりあったと思います。
うつ病になって様々なことが受け付けない状態になり、ほぼ見ることが出来なくなりました。
そうして、変な言い方かもしれないけれど、強制的にデトックスされたような感じになりました。
断食すると体に優しい食べ物がわかるようになる、というような話を聞いたことがある気がしますが、まさにそのような感覚です。
今はだいぶうつ病が楽になってきて、心地よく感じるもの、必要だと思うものに触れ、選んだり避けたり出来るようになってきたように思います。
それをとても心地いいな~と感じています。
SNSはFacebookもInstagramもログインせず放置していますが、
うつ病が良くなってもこのままでもいいかな、と思ったりしています。
元々友達にしか公開しない使い方だったのですが、
会いたい友達には会えばいいし、会った時に色々と話せばいい。
これ綺麗だったの!ってもし見てもらいたいと思う写真があったら、
会った時に見せればいい。
それでいいんじゃないか?と、今のところ思っています。
こんな風に情報や刺激などとの付き合い方がわかったことも
うつ病になって良かったことの1つです。
うつ病は、言葉にし尽せないほど辛くてしんどかったけれど、
だからこそ知れたことがたくさんありました。
そうした様々なことを知るために、私には必要だったのかもしれないと思います。
irotoridori-days.hatenablog.com
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痛い思い。
辛い思い。
苦しい思い。
それらは、したくて自らする人はいないと思うけれど、
後から思うと、「それがあったから気づけた」「それがあったから知れた」「それがあったから変れた」というきっかけになることがあるのだと思います。
うつ病がだいぶ楽になってきた今だから思えることだけれど、
うつ病に感謝に似た気持ち(ものすごくしんどかったから感謝とまではまだはっきり言えない…)を抱いています。
こんな思いをしなくても気づける人もいるのだろうけれど、
私の場合は、うつ病がきっかけとなって知れたことが多くありました。
胸にしっかり刻み込んで、元気になってからも大切に、忘れずに過ごして行きたいと思っています。
こちらはどんより曇り空で蒸し暑いお天気です。
こうした天気は身体も重くなりますよね…
体調がいつもより良くない日はより一層無理はせずに、ぼちぼち過ごしていきましょう。
お読み下さってありがとうございました^^