うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

自分もまわりも客観的に見る。境界線を引く心がけ。

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うつ病の回復過程で、自分を遠くから眺めるように見ることをしてきました。

 

言葉を変えると、客観的に、冷静に、俯瞰してみるような見方です。

 

そうすると自分の特徴や気質、感情の動きを「あ~~~そうなんだなー」と知ることが出来、対策を取れるようになったり、自分の感情に振り回されることが以前よりは減ってきました。

 

と、自分に対しては以前よりは客観的に見られるようになってきたのですが、

家族や自分と接した人に対して客観的に見ることが現状あまり出来ていません。

 

今回は、まわりのことも客観的に見るために心がけたいことを綴りたいと思います。

 

目次

 

 

HSP(生まれつき敏感な人)の本を読んでいていも似たようなことが出てきたのですが、身近な人の機嫌が悪いとこちらも落ち着かない状態となったり(境界線が薄い)、

「私、何かやらかしたかな?」と思ってしまったりします。

 

相手の機嫌が悪い要因には、

体調が悪いのかもしれないし、眠いのかもしれないし、自分と会う以前に何か事があったのかもしれない。

 

様々な要因の可能性があるにも関わらず、「私、何かやらかした?」と思い、そこから自分の言動や行動を振り返り、しまいには勝手に「私の〇〇のせいに違いない」と自分の中で断定してしまうことがあります(;´Д`)

 

かなり盲目的な妄想…

 

この根底には、境界線が薄いことに加え、私が色々とやらかしがちだからまず自分に原因を見てしまう癖があるのだと思います。

 

この思考に気づいてから、家族であれば「私、何かやらかした?」「何か変なこと言っちゃったかな」と確認させてもらい事なきを得ることことも増えたのですが、

社会においては、そうも相手に確認ばかりしてはいられません。

 

また、「私、何かやらかしちゃったかな」と思わないまでも、

HSP傾向の影響もあるのか相手の機嫌や空気に影響を受ける点もなんとかしたい。

 

昔から友達が深刻に悩んでいると友達と離れて帰ってからもズーーーンと同じように悩んでしまったり、

社内の空気がやたらピリピリしている時には、そのピリピリに引きずられたりすることがよくありました。

 

自分だけのことでなく周りの影響を受けやすいものだから、疲れやすかったのだろうな、と思います。

「私はあまり体力がない」と思ってきたけれど、体力がないというより、色々な刺激で疲れやすいから体力が持たないという可能性もあるかもなぁ、と、自分の傾向をみて気づきました。

 

 

まわりを客観的に見る、境界線を引く

遠くから眺める

自分に対してしてしてきたように、相手に対しても「遠くからじっくり眺める」と冷静に見ることが出来るように思いました。

 

相手の空気の中に入ってしまうのではなく、距離を置いて、遠くから眺める。

 

物理的に距離を置くのではなく、眺めて見るような心持ちで見られるといいのかなと思っています。

 

 

多角的に見る

初めに「私、何かやらかしたかな」と思っても、他の可能性を箇条書きに考えてみると「自分が何かやらかしたはず」というストーリーの発展をストップすることが出来る気がしています。

 

例えば、相手が機嫌が悪いな~と感じた時

  • 体調が悪いのかも
  • 何かあったのかも
  • 眠いのかも
  • 疲れているのかも

 

と、考えられるあらゆる可能性を挙げてみる。

 

そうすると、一方的な見方で勝手に断定していまうことを防げるかもしれない、と考えています。

 

 

それはそれ、と線を引く

相手の機嫌や社内の空気に同調してしまいそうになったら、

まずは気づき、「それはそれ」と線を引くようにするといいのかな、と思っています。

 

これには2つの段階、

①自分の状態にいちはやく気づく

②それはそれと線引きをする

があると思います。

 

自分の状態を客観的に見られていないと、まわりに同調してしまっていること自体に気づけない可能性があります。

自分の状態を冷静に眺め、いちはやく気づくことがまずは大切なのでは、と考えています。

 

そして次に、

「あ、私相手や空気に影響を受けているな」と気づいたら、「それはそれ」と、スッと線を引くようなイメージをする。

要は、境界線をはっきりさせる。

 

そうすると、相手やまわりの空気に影響を受けてしまうことを防げたり軽減できるのかな、と思っています。

 

 

おわりに

今回は「実際にこうしてみて良かったです」という話ではなく、こうしていったらいいのかも、と考えていることを書かせていただきました。

 

HSPでなくても、うつ病を患った方の中には「私が悪い」というように自分を責めがちな方もいらっしゃると思います。

自分のことも、まわりのことも、客観的に冷静に眺められると、「そうばかりではないぞ」という現実に気づくことが出来るかもしれません。

 

私の場合ですが、自分の気質や特徴、癖を知り、

対策を立てたり考え方を変えていくことがそのまま生きやすさに繋がり、うつ病再熱対策になるように感じています。

 

うつ病がめちゃくちゃ辛い時期にはとにもかくにも休息が大切ですが、

少しずつ楽になってきた時、変えられることは少しずつ変えていくと、今後以前より生きやすくなるのでは、と思います。

 

長年培ってきたものを変える、というのは、時間がかかることもあると思うので、

根気よく、じっくり、いきましょう(と、自分にも言い聞かせ)。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました^^