生きていくには、休息は大切。
睡眠はもちろんのこと、日中生活を送る上でも休息は大切だと思います。
今回は、休み上手は生き上手なのかも、と思う件について書きたいと思います。
目次
勤勉と言われる日本人は、「休む」ことについてネガティブなイメージを持つこともあるかもしれません。
しかし、生きていくには休息がとても大切だと実感しています。
人生は長距離走だから、ずーーーーっと走りっぱなしでは持ちません。
忙しく第一線で活動し続けた芸能界の方が休止を発表することがあるけれど、自然なのだと思います。
そして、「どれだけの活動量や活動内容に持ちこたえて行けるか」は人によって違う。
その時によっても違う。
そのため、
- 自分は現在どの程度の体力や気力、集中力などがあるか
- どの事柄に疲れやすいのか
- 今の体調や状態はどうか
等を常々把握し、ちゃんと休むことが大切なのでは、と思っています。
休み上手は生き上手
色々なことを行うも大切だとは思うけれど、自分を知り、適切に休みを取る休み上手になれると、随分と生きやすくなるのでは、と思います。
ちゃんと休んだりリラックスしたり、ほっとくつろいだりすることが出来ていると、エネルギーが充電され、心地良く過ごせることが多くなると思いますし、大切な場面やここぞという時に踏ん張りもきく気がします。
うつ病以前の私は、「頑張る」ことへばかり意識が向いていました。
うつ病を経験し、いかに休んだりリラックスしたり、ほっとする時間が大切か、痛感しました。
休み方
いざ、休む、と思っても、休むというのは意外と難しい。
うつ病が辛くて堪らない時期には、本来気分転換になることさえも苦痛でしかなく、「リラックスする」感覚がわかりませんでした。
今は体調がだいぶ楽になり、例えば心落ち着く本を読むことはほっとすることが出来るけれども、字を目で追い、頭も活動しているため、休みにならない場合もあります。
音楽もまたしかり。
以前書いた内容と重複するかもしれませんが、私が休息として大切にしていることを書きたいと思います。
無心になる
無心になると瞑想状態のようになり、リラックス効果が高いと感じています。
実際に瞑想しても良いと思いますが、私の場合は難しいため(すぐに雑念が浮かんでくる…)、「何かをしていて無心になる時間」を大切にしています。
軽くジョギングする
心地よく感じる程度のスピードでジョギングすると、ただただ自分の呼吸のリズムだけが聞こえているような状態になり、瞑想に近い感覚になることがあります。
木や植物が多いエリアを走ると、さらにリラックス効果大です。
走った後にはスッキリ、体重や体型、体脂肪管理にも良く、欠かせないものとなっています。
ネイルをする
ネイルをすると、無心になります。
ハケでスッスッとリズム感良く塗って行くのが心地よく感じます。
先述のジョギングもそうだけれど、規則正しいリズム&単純動作は良いのかもしれません。
鍋や五徳を磨く
昔から、ストレスが溜まると鍋などを磨き始める癖があります。
黙々と集中して磨くと、無心になる心地よさを感じると同時に、物が綺麗になってスッキリ。
綺麗になったな~と、眺めて満足感も得られます。
ぼーっとする
ぼーっとすることは、休息になると感じています。
壁や天井を見てぼーーーっとするのもいいと思いますが、私の場合、以下の3点を行っています。
空をぼーっと眺める
空をぼーっと眺めて、雲が動いていく様子を見る。
夕暮れ時に空をぼーっと眺めて、グラデーションの変化を見る。
空気の澄んだ晴れの日、夜空の中に星や星座を見つけてぼーっと眺める。
空をぼーっと眺めると、心が落ち着きます。
木や植物をぼーっと眺める
木や植物をぼーっと眺めると、美しい色合いや変化に心が潤います。
グリーンの緑は、日ごろ目を酷使しがちな現代の私たちにとって、目にも優しい。
私が自然が好きだから、ということもあると思いますが、自然をぼーっと眺めることは心安らぐ方も多いのでは、と思います。
庭の木や花を見たり、室内の鉢植えや切り花を眺めたり。
図書館に行く際、徒歩で行って、通りすがりに色々なお家のお庭の木や花を見させていただくことも。
今は寒い時期なので難しい日も多いですが、通院の待ち時間に公園のベンチで木を眺めながら持参のお茶を飲んだり、お弁当を食べることもあります。
綺麗な写真をぼーっと眺める
「綺麗だな」と感じる写真をぼーっと眺めると心が静かに落ち着きます。
被写体は、自然や動物がリラックス効果が高いと感じています。
好きな写真家さんは、市橋織江さんとかくたみほさん。
共通して、「優しい」「光」の印象です。
おわりに
健康な状態において「いかに行動するか」という軸も大切だと思うけれど、それと同等に、「いかにちゃんと休むか」も大切だと思います。
ちゃんと休み、状態が整っていてこそ、出来ることもある。
休むためにも、自分の状態には敏感に。
「あ~疲れてきてるな」と感じた時や、一定時間作業し続けたら意識的に休憩を取るよう、これからも心がけていきたいと思います。
何が休まるかは人によって異なることがあると思うので、皆さまそれぞれにとって、しっくりとくる休み方が見つかりますように^-^
お読みいただき、ありがとうございました