うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

「~しなければ」「~すべき」と思っていたことが任務やルーティーンの位置づけになった。

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私はうつ病になる以前から、何かと「~しなければ」「~すべき」に基づき行動していました。

 

うつ病から良くなっていく過程で、今までは「~しなければ」と思っていた事柄に対して、任務と思ったりルーティーンのように動くようになりました。

そうなってみて、楽になったと感じています。

 

 「~しなければ」「~すべき」が多いときつい

何かにつけて「~しなければ」と自分を駆り立てたり「~すべき」と思って行動していると、きつくなってきます。

 

「~しなければ」は、「しなければならない」ということなので、それ以外であると「自分はダメ」となってしまいます。

自分を許せないことにも繋がっていってしまうように思います。

 

また、「~すべき」は模範や理想に従い行動する感覚で、あまりに多いと無理をしてしまうことになるように思います。

 

 

任務のように

今までは義務感を感じていた事柄に対して、「任務」と感じるようになりました。

義務よりも任務のほうが、きつくない。

 

自分の役割、自分のすることを全うするような感覚です。

 

 

ルーティーン

さらには、ルーティーンと感じることも増えました。

 

歯を磨く、お風呂に入る、といったものと同じような感覚で、単に「やること」としてやるようになりました。

 

そうなると、日常の営みといった感じで、負担を感じることなく流れのように行えるようになりました。

日課に近い感覚かもしれません。

 

うつ病がかなり辛い時期には、歯を磨くことやお風呂に入ることもかなり負担のかかる行動なので、その時期はルーティーンでも何でもきつく、当てはまらないです。

 

 

~しなければ、と思った時に言い換えてみる

ふと、「~しなければ」や「~すべき」と思った時に、意識的に言い換えるようにしていました。

 

  • ~しなければ→そろそろ〇〇をやろうかな~
  • ~すべき→まぁ出来たら〇〇した方がいいかな

 

言い方を変えるだけで、だいぶ心の負担感が変わります。

 

「~しなければ」「~すべき」には、緊迫感や圧迫感があるように思います。

それを少し緩めると、楽に感じられるのでは、と思います。

 

言い換えることが習慣になっていき、だんだんと「~しなければ」「~すべき」と思うことが減っていきました。

そして、初めから「そろそろ〇〇をやろうかな~」「出来たら〇〇した方がいいかな」と頭に思い浮かぶようになってきました。

 

自然に思い浮かんでしまうことはどうにも出来ないので、「~しなければ」「~すべき」と思ってもその後少し緩める考え方を取り入れてみると、だんだんと初めに思う考え方も変ってくるんだなぁと感じています。

 

 

おわりに

以前、「~しなければ」「~すべき」の記事を書きましたが、そちらに書いていた「ふと立ち止まって言い換えてみる」を実践していったところ、楽になってきました、という報告記事でした。

 

「~ねばならない」「~すべき」の呪縛。減らすためには? - うつ女ブログ

 

もし私と同じように「~しなければ」「~すべき」と思うことが多く、辛くなっている方がみえましたら、言い換えて少し緩めてみると、少し楽になってくるかもしれません。