うつ病の快復過程で色々と気づくことがあったのですが、個人的に「こうすると心が落ち着くな」と思ったことがあるので、今回はそのことについて書きたいと思います。
目次
心が落ち着かない時、乱れる時
心が落ち着かなかったり乱れたりする時は色々あると思います。
- やることが多くて、もしくは時間が差し迫っていて、焦っている
- 心配事や気になり事がある
- 疲れている
- ホルモンバランスや気圧の影響などで体調が良くない
等々。
そうした時に、個人的にこうすると落ち着くな、と感じることが幾つかあります。
心が落ち着く習慣
呼吸を深くする
よく言われることですが、焦っている時などには呼吸が浅くなっています。
酷い時には、息を止めているのに近い状態の時も。
焦っている、と自覚したら、副交感神経を整えると言われている、吸う:吐く=1:2の呼吸(大体私は吸う→4秒、吐く→8秒にしています)をするようにしています。
そうすると、だんだんと心が落ち着いてくる感覚があります。
味わう
たとえば、無音の中で、ゆっくり食事を味わって食べる。
植物や景色の美しさをじっくりと見つめ、味わう。
本をゆっくり味わって読む。
お茶の味と香りをじっくり味わって飲む。
そうした、「何かに集中してじっくり味わう」ことをすると、個人的には心が落ち着いてきます。
「ゆっくり、じっくり」がポイントです。
現代はスピードが速く、何かにつけて速さを求める傾向があるように思いますが、その速さに我々は少し疲れている気がします。
世の中便利になって情報伝達などが速いけれど、その速さと量は膨大で、追われるように働いている方も多いと思います。
「ちゃきちゃき動いていた方が落ち着く」という方にはもしかしたら当てはまらないかもしれないけれど、ゆっくり、じっくり、をすると、心が落ち着く方もいらっしゃるのでは、と思います。
また、「ながら作業」は疲れやすいように思います。
好きな音楽をかけての作業、は良いと思いますが、「テレビを見ながらの食事」「新聞を読みながらの食事」などは、じっくり食事を味わいにくいと個人的には感じています。
目をつぶる
一瞬でも、目をつぶると心が落ち着く気がしています。
五感の中でも、視覚を酷使している現代。
昔から視覚から得る情報量は多かっただろうと思うけれど、今ではテレビ、スマホ、パソコンと、ブルーライトの光が強いものをよく見ています。
少しの時間でも目をつぶると、安らぎを感じますし、少し疲れがリセットされる気がしています。
心落ち着くものに触れる
人によって何が心落ち着くかは異なると思うのですが、「これに触れると心落ち着くな~」と感じたことを覚えておいて、心が落ち着かなかったり乱れていると感じる時に触れるようにすると良いのでは、と思います。
私の場合、本、香り、飲み物等、自分にとって心落ち着くものがあって、それらのどれかに、または複数に触れるようにしています。
おわりに
個人的に効果を感じている「心落ち着く習慣」について書いてみました。
心が落ち着かなかったり乱れたりしないことを目指すことも良いし大切だとは思いますが、人生色々ありますし、まったく乱れないようにするというのは難しいと思うので、そうした時の自分なりの対処法を知っていると、心をニュートラルな状態に戻しやすい気がしています。
梅雨明けの地域が広がってきましたね。
いよいよ夏本番。
コロナにも熱中症にも気を付けながら、無理をせずに過ごして参りましょう。
本日もお読みいただいてありがとうございました^-^