色々なことにおいて、バランスは大切だ、と感じています。
今回は、その中でも「頭、身体、五感のバランス」について書きたいと思います。
目次
うつ病の快復過程で、自分を観察したり、心の声に耳を傾けるようになりました。
すると、身体の声も聴けるようになり、また、五感の潤いが足りない時には気づくようになってきました。
私たち現代人は、気づくと頭ばかりを使いがちになる傾向があるような気がします。
仕事は仕事内容によって異なりますが、頭を使うことは多いものですし、勉強であっても頭を使います。
気分転換にネットを見ても、文章を読む際には頭を使っています。
また、行動としては何もしていない時でも「あぁ、あれはどうしよう」と考え事をして、頭を駆使していることも。
身体や五感を動かす時間を意識的に取るようにすると、心身ともにすっきりと心地よく過ごせる気がしています。
身体を動かす
身体を動かしてコリをほぐすと、身体がとても楽になると実感しています。
体調がだるいな~~~という時には身体を動かすのも面倒に感じたりするのですが、動かすとかえって楽になると感じています。
※うつ病がかなり辛い時の億劫感や身体のだるさは別です
身体を動かすことで身体が楽になるだけでなく、頭ばかり使い発生していた疲労が身体を使うことでリフレッシュされる気がしています。
学生の頃、文武両道ということを言われていましたが、理にかなっていることなのだなぁと、この歳になって実感しています。
身体を動かすのは、何も激しい運動をすることはなく、
- ストレッチ
- 軽いジョギング
- ウィーキング
- ヨガ
- ピラティス
など、比較的激しくないものでも心身がスッキリすると思います。
五感を動かす
うつ病が辛い時には、五感が動きませんでした。
五感が動かない世界というものは、無彩色のような世界でした。
人は「綺麗だな」「美味しいな」「美しい音楽だな」などを五感を使って感じて心が動くことにより、心に潤いが生まれたり喜びが生まれたりするのだと、五感が動かなかった経験を通して知りました。
うつ病が少しずつ楽になってくると、自然に五感も少しずつ動くようになってくると思うので、そうした時にはその「自分の心がいい方向に動いたもの」を覚えておいて、たまに触れるようにすると良いのでは、と思います。
うつ病でない方も、先に書きましたように現代人は気が付くと頭を使いがちだと思うので、ふとした休憩時間に少しでも五感を使うと良いようように思っています。
- お茶、紅茶、コーヒー、ハーブティーなどのよい香りを嗅ぎながら、じっくり味わう
- 食事をじっくり味わって食べる
- 鳥の声に耳を澄ましてみる
- 綺麗な景色や映像、写真を見る
- アロマや花の香りを嗅ぐ
- 心地よいと感じる音楽を聴く
個人的感覚では、少しの時間でも心が潤ったりリフレッシュできたりする感覚があります。
頭、身体、五感のバランス
自分の状態を観察し、身体や心の声に耳を傾け、
「今、自分に何が必要か」「今、何を欲しているか」を感じ取り、それを行うとバランスが取れていく気がしています。
先日、語学の勉強に没頭することが続き、「あ~~だいぶ頭が疲れてるな…あの音楽を聴きたいな」と感じ、大好きな音楽を聴いたところ、そこまで長い時間ではなくても随分と疲れが癒え、心が潤った感覚がありました。
バランスは常々変化するものだと思うので、自分の様子を都度よく観察し、心の声を聴き、この「頭、身体、五感」のバランス感覚を大切にしながら、日々を過ごして行きたいと思っています。
蒸し暑い日々が続きますね。
私もそうなのですが、この気温高め、湿度高めが辛い方も多いと思います。
皆さま、ご自愛ください。
お読みいただき、ありがとうございました^^