以前の私は、「心の声って何?」と思っていました。
言葉の意味としては理解できても、感覚として全くわかりませんでした。
うつ病の快復過程で、心の声(自分の本当の思い)に耳を傾けるようになりました。
うつ病以前の私は、「〇〇すべき」「〇〇しなければならない」「〇〇であらねばならない」でがんじがらめになっていたので、心の声が仮にほんのりと聞こえてきても「そんなのダメだ」と、否定しておりました。
なんというか、スパルタ鬼教官のようでした…(;'∀')
身が持たなくなる訳だ、と思います。
心の声を聴けるようになってくるに従い、身体の声も聴こえてくるように。
今回は、身体の声について書きたいと思います。
目次
身体の声
心だけでなく、身体も色々と発していることに気が付きました。
心の声に耳を傾け聴けるようになってくるに従い、身体の声もわかるようになってきました。
食べ物
「(私にとって)身体に優しい食べ物かどうか」がわかるようになってきました。
歳を重ね、若い頃のように揚げ物などを受け付けなくなった、という背景もあるのですが、食べて身体が元気になるような、負担にならないような食べ物がわかってきました。
そうでない食べ物を食べると、身体が声をあげます。
以前の私は、この声に気づかない、もしくは無視して「味が好きだから」「食べたいから」と、食べていたように思います。
また、量に関しても、腹八分が身体に負担が少ないことが体感としてわかりました。
お腹いっぱいまで食べると、しんどくなります…
身体のバランス
どこかが著しく凝っていたり、バランスが崩れていたりすると、わかるようになりました。
「どこが」までは突き止められないことも多いですが、「今、身体がこっている」「バランスが崩れている」ということはわかるように。
そうした時にはピラティスやストレッチなどでほぐしたり整えたりするようになり、軌道修正ができるようになってきました。
うつ病以前はあまり身体の声を聴けず、けっこうひどい状態になってからようやく自覚していたので、戻すまでが大変でした。
自分で早めに気づけるようになって、大事には至らずに済んでいます。
身体を動かしたくなる
2,3日に一度ジョギングをしているのですが、大体そのタイミングで「身体を動かしたい」という身体の声が聴こえてきます。
1日中家にいて一歩も外に出ない日があると、次の日には外を歩きたくなります。
病気が大変だったり怪我をしているような時は別として、身体はけっこう動きたがっているのだなぁ、ということを知りました。
日野原重明さんのお言葉に、「できるだけ毎日歩きましょう」というものがあったのですが、身をもって納得です。
また、身体と心が連動していて、身体を動かすことで気分も上向きになることがあると感じています。
( 何度もになりますが、体調が悪い時は別です)
心の声や身体の声に耳を傾けることは大切
このことを身をもって強く感じています。
これらの声が聴こえると、心身共に無理をすることが減り、心身に負担をかけることが減ると実感しています。
「自分の体調をコントロールする」と聞くけれど、「自分が今どういう状態か」ということを自覚しないことには、何が必要で何を避けた方がいいのか、わからないと思います。
心の声や身体の声に耳を傾けると、自分の状態や何が必要か、何に負担を感じるのかなどがわかるようになってくる。
そうすると、自分とうまく付き合っていけるようになり、無理をしたり負担をかけたりすることが減って、結果心身共に体調管理をすることができると感じています。
おわりに
蒸し暑い日々が続いておりますが、皆さま体調はいかがでしょうか。
私は蒸し暑さに弱いため、身体が重いと感じる日々です…
そのため、色々なことをペースや量を落として行っています。
お互いに無理をせずに梅雨を過ごしていきましょう。
本日もお読み下さって、ありがとうございました^^