うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

語学検定試験を終えて。心の声に従い始めた語学勉強がもたらしてくれたもの。

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6月の半ばに、語学検定試験を無事受けてきました。

 

昨年の10月、突然「学生時代に専攻していた語学を再勉強したい」熱が沸々と湧きました。

 

とかく理屈っぽい私は

「勉強したところで何になる?仕事に役立つわけでもないし」とすぐさま思いました。

 

趣味にさえも意味を考えてしまうという理屈っぽさ-.-;

 

心の声を聴いて行動することを覚え始めていた時期だったので、

「いやいや、やってみたいんだから、やってみよう」と思い、一歩踏み出しました。

 

そうしたら、「結果、こんな効果がありました」ということが色々とあって、

心の声に従ってやってみることの大切さを感じました。

 

目次

 

 

うつ病以前の私は、今よりもさらに理屈っぽくて、

何かをやる時には意味ややることによってたらされることを考えて行うことが多かったです。

 

そうして理屈で納得してから行うことの良い面もあるとは思いますが、

「やりたいからやる」という、心の声に従って行動することの大切さも学び中です。

 

心の声に従って行うと、「結果、こんな効果が産まれました」ということがあって、

「へぇ~~~こんな効果があるのか!」と、新鮮さと驚きと喜びがあります。

 

心の声に従って語学を再勉強し、検定試験を受けて起こった様々なことを書きたいと思います。

 

単純に楽しい

まずは、これです。

単純に、ただただ、やっていて楽しい。

 

元々語学を学ぶことが好きだったから外国語学部に行った私。

 

卒業し、会社勤めをし、主婦&パート生活をし、うつ病になり、

語学から離れて15年近くの時が過ぎておりました。

 

二度と勉強することはないだろうと思っていました。

 

しかし。

人生って面白いもので、まさかうつ病の回復過程で語学を再び学びたくなるとは。

 

再び学ぶと、学生時代の時よりずっと楽しいです。

心も落ち着きます。

 

 

生活にリズムとメリハリが出た

昨年10月から語学の再勉強を始め、今年の4月までは自宅で黙々と勉強していました。

4月からは自宅で勉強しつつ、図書館通いを始めました。

 

勉強し始めると、毎日大体この時間に勉強する、というスタイルが出来ていきました。

 

体調や予定次第で異なることはもちろんありますが、

大体同じような時間に勉強する習慣になっていき、

生活にリズムとメリハリが出ました。

 

 

集中力が戻ってきた

元々はどちらかというと過集中の傾向があり、

没頭し過ぎて後でかなり疲れているということがありましたが、

うつ病になってからは集中することが難しくなりました。

 

語学を勉強し始めると、自然と集中していくようになり、

集中力が戻ってきました。

 

時間も、だんだんと長く集中できるようになってきたと思います。

 

 

夜眠気がくるようになった

うつ病療養中は頭も体も動かずあまり使っていなかったからか、

夜眠気がくることがほぼありませんでした。

 

「寝る時間だから、そろそろ布団に入ろう」と布団に入っておりました。

 

語学の勉強を始めてから、特に図書館で勉強をし始めてからは、

昼間外で頭を使うからか、夜ごはんを食べた後には自然に眠気が来るようになりました。

 

 

図書館に通うようになった

4月までは自宅で勉強していて、用事がある時以外はほぼ家で過ごすことが多かったです。

 

その頃には、体調を考えるとその生活が良かったと思っていますが、

丁度語学検定試験を受けようと決めた頃から、「そろそろもう少し外に出る機会を増やした方がいいかも」と感じていました。

 

「図書館で勉強したらいいじゃない」とふと閃いて図書館に通うようになり、

外で過ごす時間を自然に増やしていくことが出来ました。

 

 

久しぶりに目標に向かっていけた

うつ病を患い、目標を持つことが出来なくなりました。

 

「目標に向かって努力する」ということが難しかったのです。

 

語学を勉強していく中で、「検定試験を受けてみたい」という気持ちが湧きました。

 

自分の現状の実力を踏まえ、もう少し努力を続ければ受かるであろう級の受験を決意。

 

3月半ばに決め、受験は6月の半ば。

3ヵ月間、合格という目標に向け、コツコツと勉強を続けることが出来ました。

 

目標に向かって努力するという久しぶりの感覚を味わいました。

 

うつ病以前は目標があると、テンションが上がり過ぎてその勢いでは続かなかったり、疲れてしまうことがありました。

 

うつ病という経験を経て「そこそこ」「ほどほどに」「ぼちぼちと」やることを学び、

今回の検定試験に向けても、そうした姿勢で勉強をしていき受験を終えることが出来ました。

 

つい没頭し過ぎてやり過ぎてしまう元来の癖が出ることはありましたが、

そうした時にはペースを緩めたりゆっくりする時間を意識的に取り、

以前よりはペース調整が出来るようになったな、と感じています。

 

 

おまけのこと:母校を訪問できた

検定試験の受験日が近づき何気なくホームページを見たら、

なんと受験地が母校でした。

 

後日届いた受験票にもしっかりと母校の名が刻まれていました。

 

まさか、15年程経って再び母校を訪れることになろうとは。

「人生、わからないな、面白いな~」と思いました。

 

懐かしさや時の変化を味わうことが出来、思わぬ良い時間を過ごさせてもらいました。

 

 

おわりに

「やってみたいから、やってみよう」と始めた語学の勉強ですが、

様々な効果があって、

心の声に従って一歩踏み出してみることの大切さを感じています。

 

うまく言えないのですが、うつ病回復の自然なステップにもなっている感じがしていて、心の声が良い方向へ導いてくれているような感覚があります。

 

うつ病の回復過程では、一歩を踏み出すことが色々とあります。

 

自分の様子をじっくりと観察し、心の声に耳を傾けると、

一歩踏み出すタイミングというのはわかるのかもしれない、と今回の件で改めて感じました。

 

ゆっくり、それぞれのペースで。

「今かな」と思った時に、それぞれのことの一歩を踏み出して参りましょう。

 

お読み下さって、ありがとうございました^^