うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病の快復過程をRPG(ロールプレイングゲーム)で例えてみる。

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うつ病の快復過程を過ごしていく中で、「なんだか、ロールプレイングゲームRPG)に似てるな…」と、ふと思いました。

 

たいしてRPGをやってきた訳ではないのですが、小学生の頃、ゲームボーイで(時代を感じる)とあるRPGをやったことがあったり、大人になってからドラクエを少しやってみたり。

 

そんな、少しかじっただけのようなRPG歴ですが、うつ病快復過程との共通点を感じたので、今回はそのことについて綴りたいと思います。

 

※回復と快復の違いについて

回復は、悪い状態になったものが元の状態になること。

快復は、病気や怪我が治ってより良くなること。

と教えていただいたため、これから漢字を使い分けていきたいと思います。

 

 

 

RPGと似ているな、と思うこと

うつ病がかなり辛い時期は、HP・MP共にゼロに近い状態に思える

うつ病が最もきつい状態の時というのは、RPGロールプレイングゲーム)で言えば、HP・MP共にゼロの瀕死の状態に近いように思います。

 

とにかく、エネルギーがない。

体も心も頭も動かない。動けない。

 

その時は、あまりの体調の悪さに不安や絶望が生じることがあると思うのですが(私はかなりなりました…)

じっくりゆっくり休養するとこにより、少しずつ少しずつ動けるようになっていくと、体験から感じています。

 

うつ病の快復過程は、レベル1、レベル2…と段階を踏んでいくことに似ている

RPGと異なるのは、RPGは休めば元々のレベルまで一気に回復するけれど、うつ病の快復過程はレベル1、レベル2と段階を踏んでいくようだな、と感じています。

 

RPGにおいて、キャラクターによって「すばやさ」とか「かしこさ」のレベルアップ具合が異なるように、うつ病の快復過程も人によってどの能力が先に良くなっていくかは異なるように思います。

 

どれかが突出して一気によくなるというより、それぞれが影響し合いながら、でこぼこしつつ全体的に底上げされていくような感覚です。

 

 

いきなり強敵に挑むと大変なことになる

RPGと同じだな~と思うのは、他にもあって。

 

早く進みたいからと言って、いきなり強い敵に挑んではダメージが大きく大変なことになることも共通していると思います。

 

自分のレベルを上げて、挑める相手に挑んでいくことがどちらも大切だと思っています。

 

うつ病の快復過程で言えば、じっくりと休養しつつ「今の自分になら、できそうでやってみたいと思うこと」に一歩ずつ踏み出していく。

 

その一歩一歩が経験となり、自信となり、新たな展開となっていくように感じています。

 

 

現状

うつ病の回復期後半を過ごしていて、おかげさまでだいぶ活動できるようになってきています。

 

先日、語学検定試験の一次試験を無事に終え、次なるステップが見えてきました。

 

  • 二次試験の対策、次の級への勉強を行う
  • 勉強したり休憩したりしながら、図書館で1日過ごす(頭脳労働の時間、外でいる時間をのばす)
  • 車で外出する頻度を増やす(運転という、神経を使うことへの訓練)
  • 行ったことのないところへ行ってみる(刺激を受けることへの訓練)

 

さらなるステップとしては、来年は短時間のバイトが出来るようになれたらいいなぁ、と思っています。

 

自分が今どの段階にいるのか(RPGで言えばレベル何なのか)を冷静に見極め、適切に、一歩一歩踏み出していきたいと思っています。

 

今、できることを積み重ねていく。

 

このことは、うつ病でなくても、どのことにも言えるのではないかな、という気がしています。

 

 

おわりに

今回はうつ病の快復過程とRPGが似ていると思う点について書いてみました。

 

うつ病中はとにかく疲れやすく、一気にパワー(RPGで言えばHP)が減ることがあります。

RPGのように魔法で回復出来たらいいですが(笑)、我々の住む世界では難しい。

 

魔法は使えないですが、こまめな休憩を取ることと、「自分に合う回復できる方法」を知っていると、負担が大きすぎることなく過ごして行けるのかな、と思います。

 

 

日によって気温差が激しいですね。

図書館や郵便局で、体調が芳しくない様子でマスクをされている方をお見掛けしました。

風邪やインフルエンザなど、皆さまお気を付けて温かくしてお過ごしください。

 

お読みくださって、ありがとうございました^^