少し日にちが開いてしまいました。
ここ数日、あれやこれやと過ごしているうちに、気づけば日にちが経っておりました。
さて、以前ちらっと書いたのですが、
私はHSP(high sensitive person、生まれつき敏感な人)の傾向があり、発達障がい(私の場合ADHD)もグレーです。
ブログを拝見したりネットで記事を読んで、「どうもそうだよなぁ」と思い、それぞれの本を1冊ずつ図書館で借りて読んでみたのですが、やはりその傾向があるなと納得。
本を読んでいく中で、気質も障がいも病気も、まず自分を知って、
傾向をつかみ対策をすることが大切だと改めて感じました。
自分を知る
気質でも障がいでも病気でも、あるいは性格でも、
- 自分はどういう傾向があるか
- どういうことが得意か(または好きか)
- どういうことが苦手か
研究対象は自分
自分が気になる部分だけでなく、得意な部分も認める
劣等感があったり、自分に対して厳しい目で見てしまいがちだと、つい「自分が自分で良くないと思うところ」にフォーカスしてしまいがちになります。
そうすると、「あれもダメ」「これも出来ない」と、気持ちも落ち込んでしまいます。
(私は散々なりました…)
フラットな目で眺めていると、「これはまぁまぁやれてるんじゃない?」とか「こういう面もあるんだなぁ」と、自分がダメだと思う部分以外も見えてきます。
そういう部分も、ちゃんと認めるといいのでは、と思っています。
対策をたてる
「ここはちょっと対策がいるなぁ」と思う部分に関しては、対策をたてるといいように思います。
私の場合、
- 疲れやすい→こまめな休憩を取る/続けて行い過ぎないようにする/優先順位を考えて動く/心地よさを感じる時間を大切にする など
- 失言をする→言う前に考える/控えめに言葉を選ぶ
- 忘れっぽい→メモ、ホワイトボード、スマホを活用する/家族にも伝える
- 完璧主義→そもそも完璧ではない自分を受け止める/そこそこオッケーを目指す/次回活かしたい点を書き出す など
といったことを行うよう心がけています。
持ちつ持たれつ
うつ病から回復していく過程でだんだんと出来ることが増えてきたのですが、料理はまだハードルが高く、エネルギーの消費が激しいです。(元々は家事の中で好きなことでした)
ただ掃除や片付けなどはわりと大丈夫になっているので、そちらを行っています。
以前、「奇跡のレッスン」という、海外のコーチが日本の学生を1週間程コーチするという番組の「弦楽器編」で、
「苦手なところは得意な人に任せて、自分が得意なところを頑張ればいいんだよ。苦手なところを練習することも大切なことだけれどね。」とコーチがおっしゃっていました。
これは、家族という集団の中で過ごす際にも当てはまることなのでは、と思います。
友達や会社の人との間でも、理想論で難しい面もあるとは思いますが「持ちつ持たれつ」で過ごしていけるとお互いにいいのではないかなぁと感じます。
ここは苦手だから助けてもらえたら有難い。
でも、これは得意だから任せて。
そんな風にまわりの人とお互いに助け合って過ごせていけたらいいなと思います。
そうはいっても、一人暮らしであったり、仕事では色々なことをこなす必要に迫られることもあると思います。
そうした場合は、苦手なことに関しては自分なりになるべくスムーズにいく方法を模索するといいのかもしれません。
そして出来がいまいちでも、ダメだと思わず、「まぁ私の(今の)能力としてはこれでそこそこ出来ているんじゃない?」と思うといいのかなぁと思います。
レベル10の人がやるのと、レベル5の人がやるのと違って当たり前。
自分がレベル5だったら、レベル5なりに精一杯できていたらいいのでは、と思うようにしています。
レベル10出来ない自分はダメだ、と思う必要はないのだと思います。
他のことでは、もしかしたらレベル10のこともあるかもしれないですしね。
もし新たな課題が見えてきたら、また新たな対策をたてるといいのではないかと思います。
おわりに
自分を知ることは、自分を活かしていくにも対策を立てるにも、大切なことだと思います。
自分を見つめ、知り、認め、活かし、対策を立てる。
そうしながら、HSPや発達障がいの傾向、それに関わらず自分にある性格傾向、うつ病の症状に対応していこうと思っています。
うつ病になったことで、自分を知る機会も与えてもらえたなと感じています。
うつ病になる前の自分のままで生きていくより、少しは生きやすくなるような気がしています。