うつ病が辛かった頃は、様々なことをすることが大変でした。
その1つに、メイクがあります。
以前もメイクについて書きましたが、今回はその続編のような形で
うつ病でメイクが億劫な時のメイクについて書きたいと思います。
目次
うつ病が辛い時期というのは、あらゆることが大変で億劫になります。
億劫と言っても、病気でない時に抱く「面倒くさいな~」とは異なり、
「やれるものならやりたいけれど、辛くて大変」という状態です。
お風呂や歯磨きも億劫でしたが、メイクも大変でした。
メイクって、なんて工程が多く気を使うことが多いのかと、うつ病になって気づきました。
そんなメイクが億劫な時の対策を考えてみました。
うつ病がかなり辛い時
眉毛だけメイクしてマスクをする
うつ病がけっこう楽になってから、どうしてこの作戦が思いつかなかったんだ…と思ったのが、眉毛だけメイクしてマスクをつける方法。
マスクを見に着ければ顔半分は覆われる。
そして、眉毛が整っていれば、なんとなく整えている感が出る(気がする)。
夏は暑いので少し難ありですが…
春の花粉の季節や、冬風邪の流行る季節であれば、花粉やウイルスを防げる効果もあります。
眉毛、リップをメイクして帽子をかぶる
眉毛を整え、色付きリップもしくはシアーな口紅で唇に色を乗せ、後は帽子をかぶる。
目深にかぶれる帽子なら眉毛のメイクはいらないかもしれません。
唇は、肌がすっぴんの状態で「明らかに口紅」という口紅を付けると浮いてしまうと思うので、
色付きリップもしくはシアーな口紅がいいように思います。
色付きリップなら鏡を見なくても適当にグリグリと塗れて気楽かもしれません。
帽子を被れば、髪が多少ボサボサしていても誤魔化せます。
うつ病が辛い時には髪をセットすることもかなりの難儀ですし、
美容院へ行くことが辛くて行けない場合もあると思うので、帽子は味方になってくれると思います。
うつ病が少し楽になりもう少しお化粧できる時や、お化粧が必要な時
何かを省略する
フルメイクしようと思うと、肌、眉、アイメイク、チーク、口紅と、なかなかに工程がたくさんあります。
しかも、それらそれぞれにも工程が多い。
肌一つとっても、スキンケアして、日焼け止め、下地、使う人はカラーコントロール、
ファンデ、粉…って、多すぎるーーー!
ポイントメイクする時にははみ出ないようにしたり、左右のバランスを考えたりと、けっこう気を使います。
うつ病になるまでメイクをわりときちんとやっていた方の場合勇気がいると思いますが、
しんどい時は何かを省略すると少しは負担が減るのでは、と思います。
アイシャドウなし
最近、マスカラは付けますがアイシャドウなしで過ごすことも多いです。
やや物足りなさがあるものの、慣れれば意外と気になりません。
マスカラなし
アイシャドウを付けてマスカラをしないのもありかもしれません。
チークなし
個人的にはチークはほんのりあった方が血色良くみえるので欠かしていませんが、
チークレスのメイクもありだと思います。
メイクアップアーティストの河北裕介さんがチークレスのメイクをされていたと思います。
その時は印象的な色のリップを使用されていたと記憶しております。
メイクが億劫な時全般に
以前書いたものと少し重複しますが、とにかく工程が多いと辛いので、合わせ技の商品を使うと負担が軽減されます。
BBクリームを使う
BBクリームとは、クリーム、美容液、日焼け止め、ファンデ、パウダーの機能を持つものです。
化粧水を付けたら、後はこれだけ塗ればベースメイク完了という、
なんともうつ病が辛い時には有難いお品です。
うつ病がもっと辛かった頃、私はこのアイテムに本当に助けられました。
これだけの機能を併せ持っているとかなりの工程を省略出来るので、なんとかお化粧することが出来ていました。
パウダー不要のファンデを使う
世の中にはパウダーをのせなくてもOKというファンデもあります。
うつ病にも財布にも優しい。
しかし今は夏場なので、パウダーなしだと崩れやすく厳しい場合もあるかもしれないので、様子を見た方がいいかもしれません。
UV乳液を使う
乳液にUV機能を併せ持つものを使うと、それだけで日焼け止めまで完了します。
さらに化粧下地効果のあるものならば、下地も不要。
たとえ化粧下地効果がなくとも、化粧下地を省略するのもありだと思います。
昔って、化粧下地って世の中になかったような気が。
私が知らなかっただけかもしれませんが、学生時代には下地なんて使ったことがなかったです。
オールインワンを使う
オールインワンとは、化粧水、美容液、クリームが一緒になったもの。
洗顔後これだけ塗ればスキンケアはオッケーというお品です。
スキンケアの工程を1つに出来るので、こういったお品を使うのもありなのでは、と思います。
おわりに
うつ病でメイクが億劫な時のメイクについて、対策を考えてみました。
お化粧が億劫、という体調の時には、外出する前の諸々の準備も大変です。
外出自体も億劫で辛いですよね…
少しでもお化粧の負担が減ると、外出のハードルが僅かかもしれませんが下がるのでは、と思います。
減らせる負担は減らして、ゆっくり、過ごして行きましょう。
今日もお読み下さってありがとうございました。