うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病の億劫感と「面倒くさい」はまったく異なると思う話。

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うつ病どん底は通り過ぎたけれど、まだまだ辛かった頃。

 

億劫感が強くありました。

 

何か些細なことを行うにしても、とても困難に感じていました。

 

うつ病がだいぶ楽になり心底思うのは、うつ病の億劫感と病気でない時に「面倒くさいな~」と思うことは全く異なるということです。

 

 

うつ病の億劫感は、「重くてしんどくて、何をやるにも大変」という感覚でした。

「できるものならさっさとやりたい」と思っていました。

 

ここが、病気でない時に抱く「面倒くさいな~」とは大きく異なると思います。

 

「面倒くさいな~」は、「出来るけれど、やるのが面倒」。

 

うつ病の億劫感は「やれるものならやりたい」けれど、やるのが大変過ぎるという状態です。

 

 

うつ病で億劫感が強い時、こんなに億劫に感じる自分はダメだと思ってしまう場合があると思いますが、

あなたがダメなのではなく、病気がそうさせているのです。

 

病気が楽になってくるに従い、億劫感も自然に減ってくると実感しています。

 

自分のやる気の問題ではなく、原因は病気だから。

 

そこを胸に刻んでおくと、自分を責めてしまうことを防げたり減らせるような気がしています。

 

 

うつ病の症状というのは、

億劫感や、頭・体が動かず色々なことが出来ないなど、

自分を情けなく感じたり悲しく思ったりして、罪悪感を感じやすいのでは、と思います。

 

うつ病の症状自体に罪悪感があるけれど、

他の様々なうつ病の症状によって罪悪感が引き起こされやすい面もあるように思います。

 

自分を責めそうになった時、罪悪感に苛まれる時、

 

うつ病という病気によって出来なくなっていることは仕方がない

今は病気だから出来ないんだ

 

ということを受け止め心に落とし込むと、自分を追い詰めてしまうことが減るかもしれません。

 

 

うつ病の回復には時間を要しますが、少しずつじっくりと、

回復の道のりを歩んでいくことにしましょう。