初夏のような日があるこの頃。
新緑の緑が美しいですね。
庭のドウダンツツジやスズランの、白×グリーンの爽やかな色合いに目を楽しませてもらっています。
本日は、少し前にコンクリートの隙間に咲く花を見て思ったことを綴りたいと思います。
春になってから、あちらこちらで花を見かけます。
図書館や郵便局など、歩いて10分程度の距離であればなるべくは歩いて移動しています。
そうすると景色をじっくりと味わえます。
世の中、「速いがいい」みたいな風潮があるけれど、ゆっくりだからこそ見えたり味わえたりすることがあるな~としみじみ思います。
以前、郵便局へ行った際に見つけたパンジー。
上を見ると花壇にパンジーは植えられていません。
おそらく、以前植えられていて、種が花壇の下にこぼれて今咲いているのでしょう。
健気な姿に、力強さに、思わず写真を撮りました。
自分が思っていた場所と違うところでも、どこかで自分なりに生きていけたらいいよね、と感じました。
スミレもかわいい。
コンクリートの隙間から咲く姿には力強さを感じるけれど、以前「ヘウレーカ」というピース又吉さん出演のテレビ番組で、
「コンクリートの狭間は植物にとってけっこう居心地がいい」ということを専門家の方が解説されていました。
「ここなら大丈夫だ」という場所で、根を張って花を咲かせているのですね。
どこでも何でも適応力があって、力強く逞しく生きていきたいとうつ病以前は思っていました。
でも、じっくり自分と向き合い自分を知ると、それはけっこうな困難であることがよくわかりました。
うつ病がだいぶ楽になってきて、ほんのりと仕事のことを考えたりするけれど、
流れやご縁を大切にしつつ、やっていけることや場所を自分に見つけてあげたいと思っています。
一番に考えていることは持続可能なこと。
つい無理をしてしまいがちな性分だから、無理をしないとやっていけない仕事だと多分無理をしてしまう。
そうすると、また体調を崩す可能性がある。
だから、自分の特性をしっかり踏まえて、時が来たら仕事のことを考えよう、と思っています。
うつ病からの回復過程でじっくり自分のことを見つめたら、いかに今まで自分を見ず無理をしていたのか痛感しました…
「それ、あなたにとって負担大でしょう」と過去の自分にツッコミを入れています。
「自分を知る」ということは、進んでいく方向や過ごし方など、何事においても原点となるのだと思います。
新卒就職活動の際、自己分析していたけれど、あまり自分をわかっていなかったな~と干支を一回り以上して痛感中です^^;
本当に、うつ病を経験したからこそ知れたことが多くあります。
大変なことは悪い面ばかりではなくて、気づきや知れることがあったり、有難みを改めて感じられることがあるのだと実感しています。
今日もお読み下さってありがとうございました。
陽射しがかなり強くなってきていますので、目や肌を守りつつ過ごして参りましょう。
私は紫外線が原因と言われている腫瘍が目の中にできたので(しかも大きくなった場合手術で取るしかないという…)、皆さまお気を付けください。
それでは、また^^