うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病になって良かったと思うこと②

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前回、うつ病になって良かったと思うこと、という話を書きました。

 

irotoridori-days.hatenablog.com

 

今回は、うつ病になって良かったと思うことの続きを書きたいと思います。

 

目次

 

 

うつ病になって良かったこと

お金の有難みを知った

世の中、お金だけではないと思っています。

しかし、生きていくにはある程度のお金が必要。

うつ病になりこの事実をヒシヒシと感じました。

 

いかに、何かをしようと思った時にお金がかかることが多いかを実感しました。

 

 

自分にとって心地いいもので暮らしたいと思うようになった

ミニマリストとまでは到底言えないのですが、うつ病以前よりも必要なものを吟味し、自分にとって心地いいもので暮らしたいと思うようになりました。

 

うつ病以前よりも、削ぎ落したような、多くを求めず心地よく過ごせることを大切にするようになったと思います。

 

ただ、本はなかなか削ぎ落せないです…

 

 

省エネで事を行うことを考えるようになった

うつ病になり、億劫でたまらない状態から、だいぶ動けるようになってきましたが、まだパワー不足。

 

その経験から、省エネで事を行う工夫をするようになりました。

 

エネルギーは無限ではなく有限。

疲れ過ぎてしまうともたない。

 

どうやったら負担が少なくやれるかを考えるようになったことは、この先も、歳をもっと取ってからも活かせるような気がしています。

 

ただ、駅では必ず階段を使ったり、用事を済ますためにあえて歩いて行ったり、運動に関してはちょっとしたトレーニングになるように考えています。

(体力をつけるためと健康維持のため)

しんどい時は無理はしないです。

 

 

運動習慣が身に着いた

学生時代に運動部経験があり、元々運動は好きな方でした。

社会人になってからも、たまにヨガに行ってみたり、家でトレーシーメソッド(DVDを見ながら筋トレするもの)をやったりはしていました。

が、長期継続はしていませんでした。

 

うつ病でぐったりしている娘を見かねた、根っからのスポーツマンで今も走っている父が、

「こういう時こそ運動だ」と背中を押してくれ(ちょっとプレッシャーを感じるほどに)、しんどい体を引きずるようにしながらジョギングを始めました。

まだまだ辛い時期だったので、今思うと時期尚早だったと思います…

 

しかし、なんとか続けていくにつれ、だんだんとうつ病の状態が楽になってきたのもあり、今では欠かせない習慣になりました。

 

うつ病がかなり辛かった時期には走った後のスッキリ感など感じず、ただ苦しいだけだったのですが、だんだんとうつ病が楽になってくるにつれ、運動に慣れていくにつれ、スッキリ感や気持ち良さを感じられるようになりました。

 

うつ病後増えた体重も減り、体型もスッキリ。

体型が変わってくると嬉しいもので、気分が上向きになった面があると思います。

 

うつ病に良いとされる療法の一つに運動療法がありますが、私の場合は取り組んでよかったと思いました。

父に感謝です。

 

これからもずっと続けていきたいと思っています。

 

 

心の声を聴き、素直に従えるようになった

うつ病からの回復過程で、ふと「学生時代に専攻していた語学を再勉強したい」熱が湧きました。

 

それから、コツコツと、毎日その語学に触れるようになりました。

 

語学を学ぶという、元々好きであったことに触れられて、「あ~やっぱり楽しい」と喜びを感じながら過ごしています。

 

うつ病以前の私は、「勉強したって、別に使わないし」「やったところで何になる?」と、趣味でやろうとすることさえも実益を求め理屈で考える傾向がありました…

 

心の声を聴き自分がやってみたい、と思ったことに、素直に一歩踏み出せるようになってきたことは大きなことだと思っています。

 

 

皆さまと出会えた

うつ病が少しずつ楽になって来た時にはてなブログを始め、皆さまと出会うことが出来ました。

 

ふふっと笑顔にさせてもらったり、学ばせてもらったり、共感したり、たくさんのものをいただいていて、心から感謝しております。

 

うつ病を患いはてなブログを始めたことで皆さまと出会えましたこと。

 

これもうつ病になって良かったと思うことの一つです。

 

いつも、本当にありがとうございます*^-^*

 

 

おわりに

まだ他にもうつ病になってよかったと思うことが出てくるかもしれません。

 

その時にはまたブログに書けたらと思っています。

 

うつ病に限らず病気や辛いことは出来るなら避けたいと思うものだけれど、

決して悪いことばかりではなく、だからこそ気づけることや身につくこと、学べることがあるのだと思います。

 

ずっと絶好調、なんてことがあったら、人の色々な気持ちを想像したり共感したりすることが難しくなりそうな気もします。

 

競泳選手である池江選手が白血病になられたという報道を見た際。

白血病経験者の渡辺謙さんや吉井怜さんが池江選手へのメッセージとして発せられたコメントは、病気を経験されたからこそのお言葉だなぁと感じました。

 

 

うつ病は回復までにそこそこ時間がかかる病気だけれど、

焦らず、慌てず、あきらめず。

じっくり休養して、ゆっくりと「出来そうだな」と思ったことをやっていきながら、過ごして行きましょう。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました^^