うつ病が辛かった頃には、心地良さを感じることはできませんでした。
HSP(生まれつき敏感な人)の傾向もあるからか、
昔から心地よさを大切にする方だったと思いますが、
うつ病が少しずつ楽になってきて心地よさを感じられるようになってから、
一層、心地よさを大切にするようになりました。
今回は、心地良さを感じたモノやコトを、心にストックしている話です。
それは御守りのようになっていて、助けてくれています。
目次
心地良さを感じられると、
ほっとしたり、落ち着いたり、穏やかな気持ちになります。
心地良さを感じるモノやコトは、
- 人
- 香り
- 色
- 味
- 音楽や音
- 素材
- 自然や景色
- 場所や空間
- 照明の明るさ
などなど、様々な項目に対して、各々の「心地よさ」があるのではないかと思います。
うつ病がかなり辛い時期には心地よさは感じられないかもしれないけれど、
少しずつ楽になってきて、もし、
少しでも「心地いいな」と感じられることがあったら、
それを大切にするといいのでは、と思います。
それらは、なんだか心がざわつく時、疲れている時などに、
触れることによって安心できるように思うのです。
例えるなら御守りのような存在です。
心の引き出しにストックしたりリスト化する
もし、「心地いいな~」と感じるモノやコトに出会ったら、
心の引き出しにストックしておいたり、リスト化するといいように思います。
必要な時に取り出して触れられるように、覚えておくためです。
私はリストは作っていませんが、「心地いいな」と自分が感じたものを心にストックしていて、触れたい時に触れるようにしています。
その時の状態や気分に合わせて、触れるものを考えています。
朝の時間と寝る前は特に
朝の時間と寝る前は、特に心地よさを大切にしています。
朝は一日のスタートですし、夜はよい眠りを取るために、
心地よさを感じながら眠りにつくことがいいように思っています。
朝
- 窓からの明るい朝の光を感じながら、じっくり味わって食べる(ながら食いはなるべくしない)
- ウォーキング&スロージョギングを週2回ほど行う
- 花や植物を眺める
夜
- 寝る1時間前からパソコンやスマホは見ない
- 寝る少し前、間接照明を暗めにして深く呼吸しながらストレッチをする
- 練り香水をつけて眠る(いい香りを嗅ぎながら穏やかに眠りにつける)
心地よさを感じるだけでなく、習慣やルーティーンのようになっているため、これらをすることで落ち着くという面もあります。
うつ病がだいぶ楽になってきたから出来るようになったという話でもありますが、
これらの「心落ち着く習慣」を取り入れていることで、心中穏やかに過ごせるようになってきたような気もしています。
「自分にとっての」心地よさを大切に
家のインテリアであれば家族の好みもあるでしょうし
自分の心地よさだけを重視するわけにもいきませんが、
プライベートスペースや一人で時間を過ごす外出先などであれば、
「自分にとっての」心地よさを大切に過ごすのがいいのではないかな、と思います。
例えば場所であれば、自分にとっての落ち着くカフェ(落ち着く空間や席)、穏やかに過ごせる本屋、心が伸びやかになれる公園などなど、お気に入りスポットを見つけられると、そこはあなたにとってのパワースポットになるのでは、と思います。
自分にとっての心地よさを大切にすることは、自分を癒してあげたり、大切にすることに繋がるような気がしています。
おわりに
自分にとっての心地よさを知るには、自分が感じたことを素直に見つめてみると見えてくる気がします。
「ここにいると穏やかになる」
「ほっとするな~」
「落ち着くな~」
そう感じていたなら、あなたにとって「心地いいモノやコト」なのでは?と思います。
逆に、「ここにいるとなんだか落ち着かない」「この香りは不快」など感じることがあれば、それらをできるなら避けて過ごすことも、自分にとっての心地よさに繋がるかもしれません。
うつ病になってスーパーやドラッグストアなどは情報量が多すぎて苦手になっていたのですが、お店によってディスプレイや空間が異なり、疲れやすさも異なることに気づきました。
苦手なところに慣れることも時には必要かもしれないけれど、意識的に心地よさを取り入れていくことで、心落ち着いて過ごせるのではないかと思っています。
花粉が気になる季節になってきましたね。
花粉症の方は辛い季節になってきていますが、対策をされつつ、どうかご自愛ください。
今日もお読みくださり、ありがとうございました^^