うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病回復期、お気に入りの過ごし方。図書館ありがとう。

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今は(2018年7月)、めちゃくちゃ暑くて酷暑なのでこのような過ごし方は出来ない、という過ごし方ですが。

 

うつ病療養中、回復期を過ごす私のお気に入りの過ごし方について書きたいと思います。

 

 

うつ病が少しずつ良くなっていく中で、本を読めるようになりました。

 

借りたい本をネットなどで見つけ、地元の図書館にあるかこれまたネットで確認し、テクテク歩いて本を借りに行く。

 

道の途中で、花が咲いていたり木が青々としているのを見て、「素敵だなぁ」と思ったら、スマホカメラで撮影。

 

図書館では体調に余裕があればふらふら図書館内を歩いて本棚を眺めて他の本を手に取ることもあるし、読みたい雑誌があれば雑誌を拝読する。

 

帰りは読みたかった本を抱えほくほくとした気持ちで、歩いていく。

行きと同じ道だけれど、目にとまる景色が変わったりして、また撮りたい景色に出会うこともある。

時刻が進み光の具合が変わって、景色の色が変わることもある。

 

そして家では本を読む。

ぐっと引き込まれる本に出会った時には、毎日その本のページをめくるのが日々の楽しみになる。

マイペースに、好きな分だけ読んでいく。

気に入った言葉や表現は、思わず書き留めてしまう。

 

本を返しに、そして借りたい本を借りに、またテクテクと歩いていく。

 

こうして、読みたい本を見つける→歩いて図書館へ行く→道の途中で花などを写真に撮る→本を読む→本を返しに行く(と同時に次に読みたい本があれば借りる)→途中で写真を撮る…

 

こうしたサイクルが、私にとってお気に入りの過ごし方でした。

本を読めるようになり、景色に心が動くようになり、その喜びを噛みしめながら過ごしていました。

 

図書館は歩いて10分程度なので、軽い散歩といった感じで行ける。

瞬間的な時間の過ごし方ではなく、本をしばらく読めて、撮った写真も「綺麗だったな~」と後から見返して楽しめる。

お金もかからない。

 

 

ここしばらくは昼間、歩いて図書館に行く勇気が出なかったです…暑すぎて。

なので、けっこう自転車で行っていました(自転車でも暑いけれど)。

一昨日は通院で電車に乗り、帰り際に歩いて図書館に寄って本を借りてきました。

 

 

初夏だったか、図書館への道の途中で花が咲いている木を見かけて、「ハナミズキに似ているけれど時期が違うし咲き方も少し違うな」と思っていたら、先日テレビで「ヤマボウシ」という木が出ていて、多分これだー!と発見。

 

一昨日歩いて通ったら、道を通る人に向けてなのか、「ヤマボウシ」という看板が木にかけられていました。

「やっぱり、ヤマボウシだったんだ」と知れて、なんだか嬉しい。

 

こうした、小さな発見や出会いが、日々の喜びです。

 

 

本も、素敵な本と出会うと読み終えてしまうのが名残惜しく少し寂しく感じるくらい、出会えた喜びがある。

 

本はうつ病になる前から折に触れ読んではいたけれど、うつ病が良くなってきて本を読めるようになって、一層、本を好きになりました。

 

 

図書館、本当に有難いです。

本を貸してもらえて読める、ということはもちろん、外出のきっかけにもなるし、歩いて行けば少しだけ運動にもなるし、景色にも出会える。

 

うつ病が少しずつ良くなってきて本を読めるようになってきた方で、さらには本を読むことが元々お嫌いではない方は、図書館で本を借りてみるのもいいのでは、と思います。