地震があり、大きな揺れの恐怖が心に残っている方や余震など不安を抱えながら過ごされている方もみえると思います。
どんな人にも、地震は怖く、避難生活が必要になる際には大変です。
そんな中、あらゆる病気や不調を抱えながら避難生活を過ごされる方のことを思うと、その負担の大きさを想像し胸が締め付けられます。
今回は、地震に関して思うことや病気を抱えている際に備えておくことを書きたいと思います。
地震の影響で電車が止まり線路を歩いて行かれる方や、帰りの電車が動かず歩いて帰宅される方の映像をテレビで見ました。
通勤の方だけでなく、中には通院の方もみえたのでは、と思います。
体調が良くても悪くても大変ですが、体調が悪い場合には一層、負担が増すように思います。
何時間も電車の中で缶詰状態、その後歩いて行く、という状況を想像すると、その負担の大きさに言葉を失います。
避難生活をする際には、家で過ごすのとは格段に心身疲労が大きいものだと思います。
健康な人にとってもその負担は大きなものですが、病気や体調不良の方、高齢の方にとって、「日常と違う」環境というのは負荷がとても大きなものです。
地震は起きた直後の危険を回避しても、その後に付随するあらゆる大変さが大きな心身の負担になると思います。
今、大変な思いを抱えて過ごされている方たちが、一日でも早く穏やかに、落ち着いた環境や気持ちで過ごせることを願っています。
病気を患っている中で地震に備えること
地震への備えは色々とありますが、病気を患っている際には薬を多めに常備しておくこと、お薬手帳をすぐに持ち出せるようにしておくことが必要ではないかと思っています。
薬を多めに常備しておく
私の場合ですが、1週間分多めに常備させてもらっています。
国の税金や、自立支援医療で県や市に補助してもらっている状況であまり余分に頂くことは避けたいのですが、震災やインフルエンザなどの病気になった際のことを考えると1週間分は余分に持っておきたい、と思っています。
お薬手帳をすぐに持ち出せるようにしておく
震災にあった際、かかりつけの病院になかなか行ける状況になくても、お薬手帳があれば同じ薬を処方してもらえることがあるのでは、と思っています。
私は市外の病院に通っているため、交通網が麻痺した際にはかかりつけの病院にはなかなか行けない可能性があります。
お薬手帳があればなんとかお薬をどちらかの病院や医師に処方していただけるのでは…と思って、お薬手帳はすぐに持ち出せるところに置いています。
薬数日分とお薬手帳を持ち歩く
こちらの記事を書いていて思ったのですが、震災は何も家にいる時だけに起きるわけではないので、外出する際には薬数日分とお薬手帳を持ち歩いたほうが備えとしてはいいかもしれません。
市外に外出していて地震が起きた場合、すぐ地元には帰れず近くの学校などで過ごすことにもなり得ます。
そんな時、手元に薬やお薬手帳がないと、薬がない状態で慣れない環境で過ごすことになってしまいます。
ただでさえ、学校などで避難生活をするのは心身の負担が大きいもの。
そこに急激な断薬が加わるとかなり辛いと思われます。
おわりに
地震への備えは色々とありますが、病気を患っている際には薬を多めに常備しておくこと、お薬手帳をすぐに持ち出せるようにしておくこと、外出の際には薬数日分やお薬手帳を持ち歩くことがいいのでは、と思います。
今、不安や大変な思いを抱えてみえる方々が、一日でも早く心休まる日常生活を過ごせるようになることを願い、祈っています。