うつ病を患っている皆さま、体は凝っていませんか?
私は体がミシミシ、ギシギシとしている感覚がありました。
家族に話したところ、油切れのロボットみたいだね、と言われました(笑)。
まさにそんな感じです。
腰痛もあるし体のあちこちが凝り固まっている感じがする、と思って、ストレッチをやってみたところ、体が楽!
こんなにも体が凝っていたのか…!と驚くと共に、体の凝りを取り除くことは体にとっても心にとってもいいな、と思いました。
目次
まだうつ病がかなり辛かった頃、市の講座にあったヨガ教室に母と通ったことがあったのですが、当時外出自体が辛く人への抵抗感も強く、体も心もズーンと重い状態だったので、完全に時期尚早でした。
リラックスになるはずのヨガがむしろ辛い…
体は伸ばしているけれど、気持ち良さをほぼ感じることがなかったです。
そして、ヨガの後にはぐったりしてしまい寝込んでいました。
久しぶりにしっかりストレッチをやってみた
ウォーキング&スロージョギングをやるようになり、やる前に軽くストレッチはやっていたのですが、それでも体がミシミシとしている感覚。
腰痛もあるし、これは体が凝っている…と思い、昔母が購入していた「開脚ストレッチ」の本を開きやってみたところ、気持ちがいいしかなり体が楽になりました。
うつ病がとても辛い時期には大変かもしれませんし、気持ちよさを感じることがないかもしれないけれど、少しずつ良くなってきている段階でストレッチを取り入れると「体がほぐれる~」という気持ち良さが心にも良い影響を及ぼすような気がします。
体と心は繋がっている
緊張すると肩に力が入ったり体が固くなるように、体と心は繋がっています。
うつ病を患っていると病気を患っていることでのストレスがありますし、うつ病による様々な症状は体を緊張させたり強張らせることがあるように思います。
実証したわけではなく根拠はありませんが、不安や焦燥、自責などが膨らんでいる時には、体が強張ったり力が入っているのでは、と想像しています。
心が平穏になれば体の緊張を取り除けると思いますし、逆に体をほぐすことで心も緩むことがあると思うのです。
体が楽だと動きやすいし心も少し軽くなる
「体が楽」という感覚はそれだけで気持ちの良いものですし、動きが良くなるため気持ちも軽やかになる気がしています。
体が軽いと「あれもやってみようかな?」と前向きな気持ちも出てきます。
うつ病がかなり辛い時の身体が重い感覚や億劫感は通常とは別次元なので、体をほぐしてもそういった気持ちにならない場合もあるかと思いますが、体の凝りをほぐしてもし「気持ちがいい」と感じられたら、それだけで心にもいいと思っています。
姿勢がよくなる
開脚ストレッチをやったところ、凝りがほぐれて良い姿勢を楽に保てるようになりました。
自然と背筋が伸びます。
「姿勢をよくしよう!」という意識の問題だけではなく、体が凝っていると姿勢がうまく保てないのだと実感しました。
気持ちが内向きになると姿勢が悪くなる、と聞いたことがあります。
先ほどの話のように、体からアプローチする意味で、良い姿勢を保てるようになると気持ちも少し上向きになるかもしれません。
自律神経にいい影響があるかも
ストレッチをする際は腹式呼吸を行います。
ゆっくり深く呼吸をすることは自律神経にいいと聞きます。
体をほぐしながら深く呼吸することで、うつ病による自律神経の乱れに対してもいい影響があるかもしれません。
おわりに
体の凝りが楽になるとこんなにも快適なのか、と思いました。
動作もスムーズですし、動きが少し速くなったように思います。
体の凝りを感じてみえる方がいらっしゃいましたら、少しほぐすと「気持ちがいい」という感覚と共に心も少しほぐれるかもしれません。
開脚ストレッチの本はこちらを使っています。
準備のストレッチが5つあり、その後に各週のストレッチが3~4つあります。
慣れて少し早くなりましたが、パパっと終わる感じではなくじっくりやる、という印象です。
梅雨になり、じめじめとしていたり、どよーんとした曇天もありますね。
気圧の変化が体調に影響する方もみえると思います。
体調に合わせた過ごし方をしながら、無理をせずに過ごして参りましょう。
お読みいただきありがとうございました。