図書館で松浦弥太郎さんの「メッセージ&フォト 今日もていねいに。」を借りてきました。
パラパラっと見て、これはいい!と手に取りました。
見開き1ページの左側に7行ほどの言葉。右に写真。
それが50あり、たまに「あなたへの手紙」という、松浦弥太郎さんからのお手紙があります。
このお手紙(1)に涙。
温かく、優しく、心が包まれました。
7行ほどの言葉たちもスっと心に響いてきて、何度も読み返したくなりました。
丁寧に日々を過ごすために心がけたいようなこと、日々が少し彩り豊かになるようなことが書かれています。
47の「弱いのがあたりまえ」は、今うつ病で色々なことが思うようにできない私に「今は休むことが大切なんだよ」と優しく語り掛けてくれました。
左に言葉、右に写真、というのも心地よくページを読み進めることができました。
写真も優しい雰囲気です。
うつ病が今よりもっと辛かった頃、医師に図書館に行っている話をしたら、「写真集をパラパラ見るのもいい」と言われたことを思い出しました。
優しいタッチの写真をパラパラと見るのはうつ病が辛い時期にもいいかもしれません。
ただ、こちらの本は、心がけのようなことも書かれているので、うつ病がとても辛い時期には読むのが辛い方もみえるかもしれません。
うつ病時の読書は、その時に読めるようなものを、心の負担になるものではなくほぐれるようなものを、選ぶのが大切だな~と感じます。
ただでさえうつ病が辛い時に、自分を追い詰めてしまっては元も子もありません。
今の時代は、レビューも見られるので、読めそうだな~読んでみたいな~と思えるものを探してみるのもいいと思います。
私は、「ブクログ」という読書記録&レビュー投稿サイトを利用しています。
気になった本のレビューを見て、どんな本か知る、という使い方が一つ。
また、そのレビューを書かれている方の本棚(本棚という機能があって、各自が登録した本が本棚に一覧になっているのを見られる)を拝見して、また読んでみたい本を見つけて・・・ということをしたりしています。
レビューも時々書きます。
うつ病と読書。
無理なく、読みたくて読めるものを読む、というゆるさで参りましょう。