うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病回復期にしていること②

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今回は、うつ病回復期に私がしていることの続きです。

 

前回はこちら

irotoridori-days.hatenablog.com

 

それぞれのうつ病の症状や回復段階によって、できることは様々だと思います。

あくまでも回復期の途中にいる一個人のこととして、お読みください。

 

 

 

たまにおつかいへ

買ってくるものを家族に聞き、メモを片手にスーパーへ行きます。

 

自分が作る訳ではないし、うつ病で判断力が落ちているため、スーパーで迷うことがあるとすぐに家族に連絡しています。

お肉を選ぶにしても何グラムぐらいがいいのかと思ったり、牛乳を買うにしても日にちが近くて安くなっているものがあるとそちらにした方がいいのかと迷うのです。

 

野菜も、同じ野菜で産地や種類が別にあるとどれにしようかかなり悩んでしまいます・・・

うつ病を患ってから、優柔不断のレベルが上がりました。

(レベルが上がっても嬉しくない)

 

新聞を読む

新聞をしばしば読みます。

その時の気分と体調で、じっくり目を通すこともあれば、気になる記事だけをササっと読むこともあります。

 

うつ病がもっと辛かった頃には、新聞を読めませんでした。

字を目で追うことはできても、そのスピードがとても遅かったですし、内容が頭に入ってこなかったです。

 

だんだんと回復していくにつれて、読むことができるようになりました。

 

新聞を読み始めるのは、難しい記事からではなく、短い記事を読んだり、記事の見出しの次にあるリード(大まかにまとめてある文)だけを読んだりすると、読みやすいのかなと思います。

 

テレビを見る

テレビを見ることも、うつ病急性期の頃にはとても苦痛でした。

耳に入る音も、テレビの映像も、受け付けませんでした。

 

回復期に入り、徐々にテレビを見られるようになっていきました。

テレビの中でも、NHKニュースと、BSの自然や動物の映像、スポーツが見やすく感じます。

 

NHKのニュースは声のトーンが落ち着いていて聞きやすく、

自然や動物の映像は、美しさやかわいらしさが心に優しいのだと思います。

 

ただ、うつ病が辛い頃には、富士山と桜の映像が苦手でした。

富士山はあの雄大で立派な姿がまぶしくて、なんだか罪悪感に襲われました。

桜は、華やかさに見ていると疲れてしまいました。

 

繊細で可憐な山の花は、受け入れやすかったです。

 

回復期途中の今でも、お笑いやガヤガヤしたバラエティは多分苦手だと思います。

多分、というのは、見たいと思わないので見てもいないからです。

 

うつ病の時には、静かで落ち着いた映像の番組が負担が少なく見やすいのだと思います。

 

手帳(バーチカル)にその日の行動や気持ちを書く

バーチカルというのは、時間軸がある手帳のことです。

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私は無印良品さんのものを使っています。

このバーチカルにその日やったことを書き、下のメモ欄にはその日感じたことや気持ちを書くようにしています。

これを始めたきっかけは、通院で医師に伝える時に「この2週間、どんな風だったっけ?」と 思い出せず、「特に変わりありません」とだけ伝えてしまうようなことがあったからです。

元々忘れっぽいところがあったと思いますが、うつ病になってからはそれが強くなりました。

病院診察時、伝えたいことを伝えるには? - うつ女ブログ

 

医師に自分の症状や状態をちゃんと伝えたいと思って始めたバーチカルへの記入でしたが、自分自身が状態を把握するのにとても役立っています。

 

少しずつ出来ることが増えてきた回復期に記入すると、「今日はこれが出来た」ということが目に見えて、回復してきている自信にも繋がると思います。

 

ゆるく続けていて、何も書いていない日も時々あります。

すると、やはり後で「この日何やってたっけ?」となりますが、まぁ、いっか、と思って終わりにしています。

 

マイノートを書く

本を読んで印象に残った言葉があった時。

何度も読み返したい新聞記事に出会った時。

こんな服装してみたいなぁと思った時。

 

ノートに言葉を書き写したり、文や画像を切り抜いたり印刷して貼っています。

 

テーマごとに分けるのではなく、1冊のノートにひたすら綴っています。

このやり方は、整理収納アドバイザーのEmiさんの本、「マイノートのつくりかた」を参考にしています。

 

 

わたしらしさを知る マイノートのつくりかた

わたしらしさを知る マイノートのつくりかた

 

 

テーマごとに分ける場合、ルーズリーフを使うと整理するひと手間が加わりますし、ノートを分けるとノートが増えてしまい探して取り出す、ということが発生します。

そちらの方がやりやすい方もみえるかもしれませんが、私は1冊のノートにひたすら綴っていく方法が合っていて、気楽に続けることができています。

 

ノートを見返すと、自分の心のアンテナにとまった事柄がまとまっていて、確認ができます。

まさに自分オリジナルの「マイノート」。

 

迷ったことなどを書く時もあります。

書くことで、気持ちが落ち着いたり、整理されることもあると感じます。

 

ブログを読む、書く

ブログを読むことは、急性期の頃からしていました。

新聞や本を読むのは困難だったけれど、ブログはまだ読めました。

 

うつ病以前から読んでいたファッションや美容に関するブログを読んだり、うつ病に関するブログを読んでいました。

なんとか苦しさを紛らわしたい思いに駆られながら、読んでいたように思います。

 

回復期を過ごしていくうちに、「うつ病のことをブログにいつか書きたい」という思いが芽生えました。

そして、この「うつ女ブログ」を始めました。

 

始めてみて、まだ文章を作ることがスムーズにはいかず、時期尚早だったかな、と思ったのですが、ゆったりとしたペースで続けていけたらいいなと思っています。

 

読みづらいところもあるかもしれませんが、ご容赦いただければ幸いです。

 

おわりに

今回は、私がうつ病回復期にしていることの続きを書きました。

 

うつ病回復期は少しずつ出来る事が増えてくるので、出来る事を出来る分だけやっていく、というのがいいのかなと思います。

 

やれそう、と思ってやってみて、もし辛かったら途中でやめることも大切だと思います。

 

出来ることをして、自分の調子を見ながら、無理なく過ごしていく。

 

回復期はそんな過ごし方がいいのかなぁと思っています。