うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病回復期にしていること。

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うつ病の急性期を脱し、回復期に入ると少しずつ動けるようになってきます。

 

回復期でも、回復期になりたての時と寛解期間近の時ではだいぶ差があると思いますが、回復期にいる私がやっていることについて書きたいと思います。

 

回復期の段階や症状などによって、やれることは様々だと思いますので、一個人の話として見ていただければと思います。

 

 私がやっていることは

  • 家事の手伝い
  • 運動(ウォーキング、スロージョギング、筋トレ)
  • たまに外出(図書館、本屋等)
  • 読書
  • フリマアプリに出品
  • 洗車   
等です。

一つずつ詳しく書いていきます。

 

 

 

家事の手伝い

食器洗いと庭の水やり、洗濯物の取込みとたたみ、たまに掃除をしています。

何をするにもしんどかった急性期を超えて、簡単な家事はできるようになってきました。

ただ料理はどうしても難易度が高くて・・・

医師に話したところ、「料理ができるようになったらだいぶ回復しているということ」とおっしゃっていました。

 

高齢の方で、だんだんと料理が難しくなる方がみえますが、ものすごく共感できます。

うつ病になって料理は高度だということを実感しました。

料理は家事の中で好きな方(上手かは別問題)だったのですが、今や一番苦手です。

 

回復期で動けるようになってきた方は、家事手伝いの中でも簡単で単純なものから始めてみるといいのではと思います。

草取りなんかもなかなかよかったです。黙々と単純作業で。

きれいになった、というのが目に見えて、達成感もありますしね。

 

疲れやすいと思うので、「疲れてきたな」と思ったら、中途半端でも止めることが必要だと思います。

家族に頼まれたことでも、辛くなったらそのことを伝えて無理をしないことが大切だと感じます。

 

運動

週に2,3回、朝ウォーキングとスロージョギングで30分程体を動かしています。

 

運動はうつ病にいい、という話を見かけましたし、抗うつ剤での太りやすさを軽減したいと思い始めました。

家にこもりがちで運動不足に陥っているため、健康のためにという思いもありました。

また、体力がなくなっている気がして、少しでも体力がつけば、とも思いました。

 

私の場合、朝起きて軽く顔を洗って日焼け止めをつけて、朝食前に行ってしまう、というのがリズムがいいです。

昼や夕方になると、行くのに気合いがいって・・・

朝の空気は爽やかなので、その空気が好きというのもあります。

 

朝外に出て体を動かすと、その後もわりと動ける気がします。

 

あとは、「トレーシーメソッド」という、簡単に言えばDVDを見て音楽を聞きながら行う筋トレを、週2回ほどしています。(週1の時もあります)

 

こちらは適当な服で行えるので気楽です。

内容はなかなかハードだし、全部通してやると多分1時間以上かかるので、私はアップ&ダウンと3つのメニューで30分くらい行っています。

 

無理のない範囲で、ゆるーくやるのがいいと思っています。

朝の気分と体調と天気で、ウォーキングとスロージョギングをやるのか、トレーシーをやるのか、お休みにするのか決めています。

 

たまに外出

地元の図書館や本屋に行ったり、ショッピングセンターに行ったりしています。

 

図書館は歩いて行ける距離なので、気候がいい時には運動を兼ねて歩いて行っています。

たくさんある本を見ながら、どれを借りようか選ぶ、というのはまだ疲れてしまいそうなので、ネットで借りたい本を見つけて予約して借りに行くことが多いです。

 

その時に、雑誌をパラパラと見ることもあります。

急性期の頃ほどではないですが、雑誌のキラキラ加減にたまに「うっ・・・」とくることがあります。

うつ病の女性にあるあるだと思うのですが、どうですか?(男性の方、ごめんなさい)

「おしゃれしよう♡」「ステキな大人女子でいこう♡」みたいなテンションが辛いのです。

 

ショッピングセンターには、何か見たいものがある時、買いたいものがある時に行きます。

目的なくブラブラ見るのが楽しい♪とは、思えなくなっているので、目的がある時に向かいます。

 

読書

うつ病急性期には読書ができなくなっていたのですが、平易な文章であれば読めるようになりました。

 

内容が重いものは辛くなるので読まないようにしています。

また、自己啓発とか先人の教えのようなものも、読むと「私はダメな人間だ」という思考が発生するので避けています。

 

私はファッションや美容に興味があるので、そちら関係を読むことが多いです。

雑誌より本のほうが、落ち着いていて読みやすい気がします。

 

あと、読みやすくていい、と思ったのが詩集。

心の感度は下がっているので感じ取る量は少ないかもしれないけれど、短くて、すっと景色や世界が広がって、よかったです。

言葉のリズムも心地よく感じました。

 

フリマアプリに出品

これは通販で買った服が似合わなくて失敗し、売りたくて始めたのが切っ掛けです。

 

初めはうつ病で頭が働かない中、出品の写真を撮って、文章を考えて、値段を決めて、メッセージのやり取りをして、梱包して、発送して・・・というのが一つ一つ壁がある感じで時間がかかったのですが、だんだんとスムーズにできるようになりました。

 

発送先を書く時に、しょっちゅう間違えて書き直してますが。

 

リアルの付き合いで人に会うのはまだ抵抗がある時期でも、購入者さんとやり取りするのはリハビリにもなるなと思いました。

 

時間はあるので、使わなくなったものをコツコツ整理するにはもってこいです。

使わなくなって久しいアクセサリーや似合わなくなってしまった服など、色々購入していただけて有難かったです。

 

洗車

これ、けっこう重労働ですよね・・・

女性でやってる人、めったに見たことないよなぁと思いながら、洗車代が惜しいし時間はあるのでやっています。

 

回復期入ってすぐの頃は、洗車が終わった後にはぐったり疲労していたのですが(というか途中ですでにぐったりしていた)、だんだんと回数を重ねるにつれて、疲労感が減ってきているように思います。

それで回復してきているな、と実感します。

 

月1くらいのペースでやっているので、変化がわかりやすいかもしれません。

 

できることを、できる分だけ

体調に合わせて、できることをできる分だけやる、というのがいいなと、うつ病と付き合ってきて思いました。

「ここまでやりたい」という気持ちがあっても、体調が辛いと思ったら続きはまたにする。または、他の人にお願いする。

「明日はあれをやりたい」と思っていても、翌日朝体調が悪ければ、またの機会にする。

 

その時の体調に合わせて行動を決めると、無理なく過ごしていけるのかなと思います。

 

おわりに

今回は回復期に私がやっていることを書きました。

回復期といっても、回復期に入った頃と今とでは、やれる量も疲れ方もだいぶ違います。

 

状況によってやらざるを得ないことがある方もみえると思いますが、できるだけ無理はせず、できることからやっていくのがいいのかなと思います。