うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

病院診察時、伝えたいことを伝えるには?

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病院の診察時。

自分の状態を伝えようと思っても、うまく伝えられないことって、ありませんか?

 

私の場合は、忘れっぽく、「このことは先生に伝えよう」と思っていても数日経つとさっぱり忘れてしまったりします。

それで、診察時には「特に変わりありません」と言ってしまうことも。

忘れてしまうくらいなのでそこまで重要ではないのかもしれませんが、自分の症状や状態は伝えたいもの。

 

今回は、診察時に伝えたいことを伝える対策を考えてみたいと思います。

 

 診察時にうまく伝えられない理由は、いくつかあると思います。

 

  • 言葉が出てこない
  • 言いたかったことを忘れている
  • 言いたいことを言葉にまとめられない
 
こんな感じではないかと思います。
いくつか私が実行した対策を書いてみます。
 

とりあえずメモしておく

その時の体調、心模様を、とりあえずその時にメモするようにする。

メモがその場になければ、スマホのメモを使ったりメールの下書きに書いて保存しておくのもいいと思います。

端的に、〇〇があった→こう感じた と記録しておけば、見返した時に「あぁ、そうだったな」と思い出せます。

 

診察時もこのメモを見ながら話せば、伝えたかったことを伝えられます。

 

文章にしておく 

症状が辛く、診察時にうまく言葉に出せないこともあると思います。

頭の中で文章を組み立てることが難しい場合もあるでしょう。

 

そんな場合は、メモ書きではなく、あらかじめ文章にしておくといいと思います。

 

私は症状がひどく言葉がうまく出てこなかったり会話が難しかった時、文章にして紙に書いたものを医師に読んでもらったことがあります。

医師はそれぞれについてコメントして下さいました。

 

文章として書いてあると、頭で内容をまとめて話す、ということが難しい場合も読みながら話すことが出来、伝えやすいと思います。

 

紙に書いたものを見せるにしても、自分で話すにしても、文章にしておくとその時咄嗟に頭で組み立てなくてもよいので、安心して診察を受けられます。

 

行動をバーチカルに記入しておく

バーチカルというのは、1日のスケジュールを時間系列に記入できる手帳の種類です。

 

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 私は無印良品さんのものを使用しています。

 

このバーチカルに、1日どう過ごしたかを記入しておくと、診察前に見て振り返ることができます。

下にあるメモ欄には、その日の体調や感じたことを書いておくと、医師に伝える時に参考になるし、自分の体調がどう変化していたのか把握できます。

 

これは書くなら少しずつ動けるようになってきた回復期に書くのがいいのではと思います。

あまりに辛い急性期は寝て過ごす時間が多いと思うので、バーチカルに記入するとそんな自分に悲しさや罪悪感を覚える可能性があるからです。

 

ただでさえ罪悪感を抱えることの多いうつ病

さらに自分を追い込むようなことは避けた方がいいです。

 

私は回復期にバーチカルへの記入を始めて、自分の体調や今の自分の回復具合を客観的に知れるようになりました。

 

最近は診察の前日にバーチカルを見て、診察と診察の間の2週間を振り返り、伝えたいことを箇条書きにまとめておくようにしています。

 

優先順位を書いておく

医師に伝えたいことが幾つもあり、話の流れや時間の関係で伝えきれなかったことって、ありませんか?

 

私は何度か、そんなことがありました。

 

対策として、伝えたいことを書いたメモに優先順位を書き、その順に話すようにしました。

そうすると、これだけは聴いて頂きたい、ということは伝えられるようになり、診察後の「あれを言えなかった・・・」というモヤモヤを避けられるようになりました。

 

優先順位を書くことで、自分の症状や状態の気になることが明確にもなります。

 

おわりに

自分の伝えたいことを相手に伝えることは、病気でなくても頭を使うもの。

うつ病でうまく頭が働かない状態だとより難しい場合があります。

メモにしておいたり、文章にまとめておくことで、診察時に医師に伝えやすくなると思います。

また、自分の状態を把握する上でも有効です。

ノートに書き続けていくと、自分の変化がよくわかります。

 

話は逸れますが、医師が言ったことも診察時や診察後に書いておくと、見返すことができ参考になります。

(私のように忘れっぽくなければ必要ないかもしれませんが・・・)

 

「書いておく」ということは、診察前の準備としても診察後の記録としても、いいかもしれません。