うつ病闘病を続けていく中で、「何がストレスって、病気そのものだよ」と思ったことがありました。
うつ病から回復していくためにストレスを減らした方がいいと思うのですが、色々な負担を減らしても病気そのものがストレスという日々。
今回はそんな病気との付き合いについて書こうと思います。
うつ病が急性期の頃は、とにかく苦しくて辛くて、ストレスとかいう次元ではなかったです。
病気そのものがストレス、と感じたのは回復期の途中。
様々な症状、できないことの多さ、不安に、疲れてきたりたまにイライラすることもありました。
家族に聴いてもらう
あまりに辛くなった時には、家族に聴いてもらいました。
聴いてもらうと、少し心が軽くなったように思いました。
マイナスな言葉が多く、家族も聴いていて心地のいいものではないとは思いましたが、自分の中で抱えているには辛くなってしまった時、聴いてもらいました。
心の内を話せて、聴いてもらえる存在がいるというのは有難いことです。
小林麻央さんのブログを拝見する
私はアメブロ(アメーバブログ)で何人か拝見しているブログがあり、小林麻央さんのブログにはアメーバにログインした時に偶然出会いました。
歳も近く、病気の種類は違うけれど闘病されている姿は、励まされたり、感銘を受けたり、一人ではないと思えました。
また、コメントされている方々が本当に様々な病気を抱えながら生きていらっしゃっていて、「病気は違えど、こんなにもたくさんの方々が病気を抱えながら生きているんだ」と、実感しました。
小林麻央さんのブログにコメントされている方でこれだけいるのだから、実際に世の中にはもっともっとたくさんの方が病気を抱えながら過ごしている・・・
そう思ったら、仲間がいるような、心強いような気持ちにもなりました。
私だけが辛い訳じゃない、と思いました。
そう思ったことで、病気に対してストレスを抱え、疲れてきている気持ちが少し切り替わりました。
今、できることに集中する
病気自体の辛さで心が塞ぐことはもちろんありますが、私の場合、過去に普通に出来ていたことが出来ないということ、先の不安など、過去や未来に気持ちがいってしまって、余計に落ち込むという傾向がありました。
「今は、出来ないんだ」と思い、「今、先のこと考えたってわかりはしないし、不毛」と思うようになってから、「今」に集中できるようになり、気持ちが楽になっていきました。
今の自分。
今、できること。
そこに集中すると、心の波紋が減る気がします。
病気を受け止める
以前、書きましたが、
病気を受け止めることができるようになってくるに従って、病気であるというストレスも減ってきたように思います。
「今は病気だから、出来なくても仕方がない」と思えると、何でこんなこともできないんだと思う葛藤から心が楽になる気がします。
悲しい気持ちにはなったりしますが・・・悲しくなるのも、こういう状態で色々出来なかったら悲しくなって当然だよね、と自分の気持ちを受け止めることで落ち着くように思います。
おわりに
うつ病に限らず、病気であるということは心身の負担が大きく、ストレスになることがあると思います。
闘病生活が長くなってくると、その長さでまた疲れてくることもあるかもしれません。
病気を受け止めながら、今できることをする。
病気を抱えている仲間がいることを思い出す。
時には、話せる人に聴いてもらう。
そんな風に療養生活を過ごしています。
支えてくれている家族や、見守ってくれている友達、
また面識はないけれど気づきや共感を下さる方々の存在に感謝です。
療養生活、ストレスを感じることもあるけれど、ぼちぼち参りましょう。
お読みくださりありがとうございました。