まだ道半ばの状態ではありますが、うつ病がだんだんと良くなってきたポイントとなったことが幾つかあります。
あくまでも私の場合のことで、他の方にも当てはまるかどうかはわからないのですが、もしかしたら私と同じようなことで苦しまれている方がみえるかもしれない、と思い、記事に書きたいと思います。
以前に触れていることもありますので重複する部分もあると思いますが、まとめ記事のような感じで見て頂けたら幸いです。
基本的には時間をかけて休養していることが回復に繋がっていると思っています。
ただ、形としては休養していても、自分にストレスを与えているとなかなか休まるものも休まらないと、経験から思っています。
私の場合は
- 病気を受け止める
- 自分を責めることをやめる
- 仕事のことを今は考えない
- 「今」に集中する
- 「~ねばならない」をやめる
- 自分の状態を俯瞰する
- 考えても答えの出ないことは、その時まで委ねる
この7つがうつ病が良くなってきたポイントになっていたように思います。
長くなりますので、今回は1~3について。
病気を受け止める
うつ病になり、しばらく現実を受け止めることが出来ませんでした。
とても辛くて苦しくて、息しているだけで精一杯…という状態になり自分の状態に混乱しましたし、あらゆることが難しくなった事実を受け止め難かったです。
病気を受け止めるまで、私の場合しばらくの期間がかかりました。
病気を受け止めてから、ふっと「楽になってきた」と感じられるようになりました。
病気を受け止める、ということは、「私は今こういう状態なんだ」「うつ病という病気なんだ」「これが難しくなっているんだ」というような現実・事実を受け止める、ということでした。
受け入れる、とは、ちょっと違う感覚。
事実をただ「今はこうなんだ」と受け止めると少し楽になるかもしれません。
自分を責めることをやめる
うつ病以前から自分を責める傾向がありましたが、うつ病になってからというもの、とことん自分を責めていました。
小学生の頃まで記憶を遡り、自分で自分がダメだったと思うことを一つ一つ、責めていました。
なぜそんな昔の記憶の彼方にあるようなことまで思い出していたのか謎です…
自分のことが嫌になっていて、あらゆる自分のダメなところばかりが目につき、「そういえばあの時も私はこうだった」といった感じでどんどん記憶の箱が開いていったのかもしれません。
そんな風に自分を責め立てていたので、当然、心は苦しくなっていました。
自分をあまり責めなくなっていったことにより、また一段階うつ病が楽になっていったように思います。
自分を責める、という気持ちの裏には、「こんな自分は受け入れられない」という気持ちがあるのではないかと思います。
こんな自分は許せない、という気持ち。
許せなくて、自分に自分で腹が立って、自分で責める、という流れのように思います。
自分のダメなところとか、嫌だな、と思うところに対して、私は「は~ほんとしょうがないところがあるねぇ」と思うようになりました。
自分に対して少し距離を置いて、眺めるように見て「こういうとこもあるんだよなぁ、仕方がないな」という感覚。
そして「こういう所があるから気を付けよう」と締めくくるようになりました。
あとは、「私はこんなもんだ」と自分を受け止めたことが大きかったです。
現実の自分を顧みず理想像ばかり見ていて「こんな自分はダメだ、許せない」と思っていたんだと思います。
それは、例えば雑誌のモデルさんを見て「私はこんな顔と体形だからダメだ」と言っているのと少し似ているかもしれません。
現実の自分を受け止めて、自分なりに、自分を良い方向に導いていく、という気持ちで今はいます。
仕事のことは今は考えない
まだ働ける状態にない時には、仕事のことは考えないほうが休まる、と体験から思っています。
働ける状態にないのに仕事のことをあれこれ考えても、追い詰まったり焦るだけでした。
仕事のことは、働ける状態になったら考えるのがいい、と思い至り、仕事のことを考えないようになってだいぶ心が休まるようになりました。
ただ、今までの仕事とは別の仕事をしようと考えている方で、日々を過ごしていくうちに「こんな仕事がしたいな」という気持ちが自然と湧きあがることもあると思います。
その場合は、きっと、その仕事をしている自分を想像しても楽しみになったり、今できることをしようという気持ちになるのではないでしょうか。
そういった感じであれば、仕事のことを考えることが良い方向へいくかもしれません。
おわりに
今回はまとめ記事のような感じで、私の場合ですがうつ病が良くなってきたポイントとなったことについて書きました。
4~7につきましては、また今度書きたいと思います。