うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

消えたい・・・そんな思いを抱いた時、こんな風に過ごしていました、という話。

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うつ病が辛くて苦しくて仕方なかった頃、「この世から消えてしまいたい」と思うことがありました。

 

今回はそんな思いを抱いた時、こんな風に過ごしていました、というお話です。

うつ真っ盛りの時の思考も一部書いていますので、もし読んで辛くなりそう、と思われたら回れ右していただければ幸いです。

 

 

 

 私が「消えてしまいたい」と思ったのは、うつ病の症状が辛過ぎたからなのか、うつ病症状の一つとして希死念慮が出ていたからなのかは定かではありません。

 

泡になって消えてしまいたい、溶けて消えてしまいたい、と思っていました。

 

死にたい、ではなく、消えたいと思っていた

死にたい、とは思わなかった理由ははっきりとありました。

家族や友人を亡くした経験から、「命は自分一人のものではない」と強く思っていたからです。

 

大切な人を失う哀しみがどれだけ大きいものか体感していたため、自ら命を絶つということだけはできないと思っていました。

 

世の中には生きたくても生きられない人がいる、と思ってみても

世の中には生きたくても生きられない人がいる、と思ってみても、今度は「世の中には生きたくても生きられない人がいるのに、消えたいなんて思う自分はダメだ」と思ってしまいました。

 

そして「私なんかが生きていて申し訳ない」のような気持ちになることも。

 

こうして書いていて思いますが、この思考、完全にうつ病ですよね。

うつ病になってから本やネットで色々見ましたが、まさに読んできたうつ病の思考と一致します。

 

消えたいと思うのはうつ病だから

消えたいと思うのは、今うつ病だからだ、と思って、消えたい気持ちは放置していました。

うつ病でそう思うなら、その思いを消そうとして消せるものでもないし、前向きに考えようなんてエネルギーもない。

 

だから、うつ病だから、消えたいと思うのも仕方ない」と思って、そのままただ日々を過ごすことにしていました。

 

そうして日々を過ごしていき、鬱症状が軽くなってくると共に、「消えたい」と思うことはなくなりました。

 

消えたい気持ちは一時的なものだから

うつ病で消えたい気持ちが出たり、苦しくて辛くて堪らない日々を過ごしている方。

 

私の経験からの話ですが、うつ病が良くなってくると消えたい気持ちも自然になくなります。

 

だから、今はとても苦しいと思うけれど、なんとかただただ生きていてほしい。

呼吸して、食べて、眠る。

ただそれを繰り返して、生きていってほしい。

 

だんだん、うつ病は楽になってくるはずだから。

 

と言っても、信じられない方もみえるかもしれません。

いつまで続くの?と思う方もみえるかもしれません。

 

いつまでかは人それぞれですが、今と同じ苦しみがずっと続くことはありません。

少しずつ楽になっていくはずです。

 

だから今は、ただただ休養してください、とお伝えしたいです。

 

おわりに

「消えたい」という思いを抱くことは、うつ病だから仕方のないことなのです。

無理にその気持ちと戦おうとせず、ただ「そう思ってるんだ」と思って、その気持ちはそのままに生きていくと、うつ病が回復していくにつれて消えたい気持ちがなくなっていくのでは、と経験から思います。

 

ただ、生きる。休養する。

今はそれだけでいいんです。

それで充分。

 

少しでもあなたのうつ病が和らいでいきますように…

 

この記事を読んでくださった方の中には、文字を読むのも辛い方もみえるかもしれません。

そんな中お読みくださり、ありがとうございました。

 

ゆっくり、過ごしていくことにいたしましょう。

 

【追伸】

前回、ゲッターズ飯田さんのことをお話したのですが、自分の言葉足らずでモヤモヤし、更新致しました。

 

ゲッターズ飯田さんの言葉は、為になり、心に響き、気づきを与えてくれ、力をくれる。 - うつ女ブロ

 

なるべくそういうことがないようにしたいな、と心引き締めました。