うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病急性期はとにかく凌ぐ。ずっと続かないことは知っておく。

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うつ病の急性期。

そのしんどさはものすごいものがありました。

襲い掛かってくる体のしんどさ、頭の中に目まぐるしく湧いてくる罪悪感、自責、マイナス思考等々。

心も体も苦しくて仕方がない。

 

でも、そんな嵐がずっと続くわけではない。

 

そのことは心に留めておけると、ほんの少しかもしれませんが、心が楽になるかもしれません。

 

※今、回復期にいらっしゃる方は、もしかしたら読むことで振り返って辛くなってしまうかもしれません。

そうなるかも・・・と思ったら、回れ右でお願いします。

 

 

急性期は大嵐

急性期は大嵐です。

苦しくて辛くてしんどくて、心も体も悲鳴をあげています。 

その辛さは言葉では言い尽くせないものがあります。 

 

ずーーーんとした重苦しさ。

体はゆっくりとしか動かず、頭は回らないのに、こと自分を責めることに関してはよく頭が働く。

苦しい自分をさらに自分で責めて痛めつけている・・・そんな状態でした。

 

嵐はずっとは続かない

嵐の中にいる最中は、とにかく苦しくて、先が見えなくて、毎日毎日辛くて。

どうにか良くなる方法はないかと、もがいていました。

 

急性期を通り過ぎて思うことは、急性期はとにかくじっと休養して嵐が過ぎ去るのを待つのがいいのではないか、ということ。

 

もがいても、焦ったり出来ない自分に嫌になったりすると思うのです。

(私がそうでした。まぁ、もがきまくって納得する、という部分もあるとは思いますが…)

 

嵐の時に、避難してじっと嵐が過ぎ去るのを待つように、急性期はとにかく休養して過ごすのがいいと思います。

 

嵐はずっとは続かない。

このことを心に留めておけると、ほんの少しかもしれませんが心が楽になるかもしれません。

 

急性期にできること

私なりに考えてみた、急性期にできることを挙げてみます。

基本的に「休養」が大切になってくると思うのですが、その休養をゆっくりできるようにするために「できること」を考えてみました。

  • 休める環境の確保
  • 就寝時間をなるべく一定にする
  • 諸々のことを、「今はうつ病急性期だから仕方ない」と思う
  • 気が紛れることがあればする
休める環境の確保

まずは、休める環境の確保です。

 

家族と暮らしているならば、家族に状態を理解してもらうことが大切だと思います。

自分の言葉で説明できるのであれば説明するのもいいかと思いますが、うつ病がとても辛い状態では難しかったりすることもあるかと思います。

そのような場合には、病院に一緒に家族に来てもらって主治医に話してもらったり、うつ病に関する本を読んでもらったりするのもいいかもしれません。

 

細川貂々さんの「ツレがうつになりまして」は、マンガで読みやすく、うつ病を患う夫の妻として接している話なので、ご家族に読んでもらうにはいいのでは、と思います。

 

また、一人暮らしをされている方は、そのまま一人暮らしのほうが休めるのか、実家に帰った方がゆっくりできるのか、検討が必要かもしれません。

 

就寝時間をなるべく一定にする

なるべく夜更かしをせず、就寝時間を一定にできるといいのでは、と思います。

 

私の場合ですが、つい夜更かしをしてしまうことがありました。

そうすると翌日、一層体調が辛いように感じました。

人によって異なるかと思いますが、私においては就寝時間が11時半~12時を越えると翌日の体調に影響が出ていました。

 

諸々のことを、「今はうつ病急性期だから仕方ない」と思う

うつ病になったことで派生している諸々のことを、「今はうつ病だから仕方ない」と受け止めると、少し心が楽になるかもしれません。

 

様々なことが困難になることは、あなたが悪いわけではなく、病気の影響で出来ないのです。

そして、そんな出来なくなった自分を責めてしまう思考が登場しても、その思考自体がうつ病の影響であったりするのです。

 

気が紛れることがあればする

うつ病急性期は何もかもが辛く、何もする気になれないのですが、かといって何もしていないと私の場合は気が狂いそうでした。

 

本も読めず、音楽も聞けず、テレビも見れない。

そんな私がなんとか見ていたのは、ブログでした。

ブログには本当に助けてもらいました。

 

何がまだ大丈夫だったりするかは人によって異なると思いますが、少しでも気が紛れることがあればそれを負担にならない範囲ですると、うつ病の苦しみが少しかもしれないですが紛れるかもしれません。

 

おわりに

うつ病急性期の辛さ、尋常ではない辛さですよね・・・

 

いつまでこんな辛さが続くのかと途方に暮れるかもしれません。

(私は途方に暮れていました)

 

嵐がずっとは続かないように、うつ病急性期の苦しみもずっとは続きません。

とにかく、「ずっとは続かない」ということは信じ、一日一日をなんとか凌いで生きてほしいです。

 

寝る、食べる。それだけでオールオッケー。

 

うつ病が辛い時には、うつ病的思考で「こんな私はダメだ・・・」となるかもしれませんが(ご察しかもしれませんが私は随分そう思いました)、うつ病がひどい時には寝て食べるだけで本当に充分なのです。

 

今、とても辛く、文字を読むのも辛いのに読んでくださった方もみえるかもしれません。そんな中お読みくださり、感謝しています。

 

いつも私の拙いブログをお読みくださっている皆さま。

本当に、ありがとうございます。

読んでくださる方がいることが励みになりますし、皆さまと出会えたことで、気持ちを代弁してもらったような気持ちになったり、勉強になったり、多くのことを頂いております。

 

うつ病が良くなっていくまでの道のり。

ゆっくりゆっくり、過ごして参りましょう。