うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病が辛かった時には夏のイベントが程遠かった件。「楽しむ」「遊ぶ」はエネルギーのいることだと思います。

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雨が明け夏になり、かなり暑い日々が続いていますね。

こうも暑いと頭がぼ~~~っとします…

 

皆さま、熱中症や夏バテに気を付けられてお過ごしください。

 

夏といえば、花火やお祭り、海やバーベキューといった、夏ならではの明るいイベントがあります。

うつ病がかなり辛い頃には、このイベントの明るいムードと程多い状態にありました。

 

家でお祭りの音を遠くに聞きながら、

移動の際に笑顔溢れる人々の顔を横目に見ながら、

みんながいる世界と自分がいる世界は異なるような感覚に襲われていました。

 

目次

 

 

夏には様々なイベントがあります。

花火やお祭り、海、プール、バーベキュー。

高校野球や野外ライブといったものも夏ならでは。

高校野球は春もあるけれど、夏のイメージが強い)

 

日中は陽射しが強くて、明るくて。

 

「暑い~~~」と言いながら、夏の明るいムードが世の中には漂っています。

 

 

うつ病が辛い時には、そうした世界から隔離されているような気分になっていました。

 

同じ「この世界」に、同じ「今」を生きているのだけれど、

みんながいるところと、自分がいるところは全く異なるような感覚でした。

 

笑顔でお祭りを楽しんでいる人も、

それぞれ色々なことを抱えているだろうことは頭で理解しているけれど、

少なくともお祭りに行って楽しめる状態にはある。

 

とてもじゃないけれどお祭りには行けないし行きたくもない自分を再認識して、

「みんなとは違うところにいる」と感じて悲しい気持ちになっていました。

 

羨ましいとかではなくて、

自分は別のところにいるんだな…、という感覚でした。

 

あの時の何とも言えない孤独感は、今も覚えています。

 

 

楽しむ、遊ぶ、というのはエネルギーのいること

楽しんだり、遊んだりすることは、エネルギーのいることだとうつ病になって改めて思いました。

 

元気な時には、そうして楽しんだり遊んだりすることでより元気になることがあると思いますが、

体調が悪かったり病気だったりする時には、むしろ負担になってしまいます。

 

うつ病が辛い時には「楽しむ」という感覚は何事にもなくて、

「楽しむってどういうことだろう」と思っていました。

 

 

以前も胃腸の例えを書きましたが、

うつ病がかなり辛い状態の時というのは、胃腸を壊した状態と似ている気がしています。

 

胃腸を壊した時には、いくら美味しいステーキが出てきても、食べたくないし胃が受け付けない。

 

そういった感じで、うつ病が辛い時には、いくら「楽しいであろう」ことがあっても、いくら「好きだったこと」が目の前にあっても、受け付けない状態なのだと思います。

 

 

「今は」そうなんだな

「受け付けないな~」と思うことがあったら、切ないし悲しくなるけれど、

「今はそうなんだな」と思うといいのだと思っています。

 

今は難しいけれど、今は出来ないけれど、

じっくり休養して少しずつ少しずつ回復していくと、大丈夫になって「楽しいな」と感じられる時が来るはずです。

 

私はまだお祭りや花火に行く気持ちにはなれていないけれど、

いつか、行きたいと思って行けたらいいな、と思っています。

 

うつ病が苦しかった時に感じていた孤独感は今はなくて、

お祭りに向かう人々の足取りや笑顔を見て、笑顔をもらっています。

 

女子の浴衣姿はかわいい。街に花が咲くよう。

子どもが嬉しそうだと微笑ましい。

 

自転車を漕ぎながらお祭りの空気を味わいにんまりしておりました(少し怪しい人?)

 

まだお祭りそのものには参加する気持ちにならないけれど、

少し離れてその空気を味わい楽しめるようにはなってきました。

 

今は、お祭りとはこの距離感が心地いい。

 

 

おわりに

受け付けられないものは、受け付けられない。

辛い時には辛い。

その時の状態で、「無理なものは無理」ということがあるのだと思います。

 

悲しくなったりするけれど、「今は」そういう状態なんだと認めると、

少し心が落ち着くように思います。

 

 

かなり暑い日々なので、水分を取って栄養を取って、夏を過ごして参りましょう。

 

お読み下さってありがとうございました^^