うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病を患ってLINEの返事に時間がかかった件。頭が働かず、文章を作ることが難しかった。

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うつ病が今よりもずっと辛かった頃、頭が働かなくて文章を読むことも作ることも難しくなっていました。

 

1つのLINEの返事を作るのに、めちゃくちゃ時間がかかりました。

 

今回はそんな時の対策を書きたいと思います。

 

うつ病が辛い時には、頭が働きませんでした。

 

文章を読んでも読むスピードがかなり遅いし、内容を飲み込むのに時間がかかりました。

文章を考えるにも時間がとてもかかる。

 

そのため、LINEのメッセージをもらうと、かなりの時間画面を見つめておりました。

 

そんな、LINEの返事に時間がかかる時の対策を考えてみたいと思います。

 

 

うつ病を打ち明けている相手への返事

返事に時間がかかることをあらかじめ伝えておく

うつ病を打ち明けている相手から、すぐに返事を作れるような内容ではないLINEなどが来た場合には、

うつ病で頭が働かなくてすぐに返事を作れないから、ゆっくり返させてほしい」というような旨の返事を先に送っておくといいと思います。

 

LINEの場合は特に。

LINEには良くも悪くも「既読」機能がついていて、こちらはこちらで「早く返事を返したい…でも文章がまとまらない」と焦りを感じることがありますし、先方は先方で「なかなか返事がこないな…なんか変なこと言っちゃったかな」と思ってしまう場合があると思います。

 

私はまさに上記の状態になり、友達に「変なこと言っちゃったかと心配してた」と言わせてしまいました。

 

返事を作るのに時間がかかりそうな場合は、あらかじめ相手に伝えておくと、双方にとっていいのでは、と思います。

 

 

完璧を求めず、「文章が変かも、ごめん」と文中で伝える

文章を整えた形にまとめようと思うとハードルが上がります。

 

今の状態では高度なことだということを受け止め、完璧を求めず出来るだけで作ると少し負担が減るように思います。

 

相手に対しては、「文章を作るのが苦手になってて…わかりづらかったらごめん」と文中で伝えておくと、相手が「あれ?」と思うことを減らせますし、自分の負担も減るのでは、と思います。

 

 

うつ病を打ち明けていない相手への返事

相手からの連絡の内容にもよるのですが、「遊びに誘われた時」と「近況を聞かれた時」と「相談を受けた時」について書きたいと思います。

 

遊びに誘われた時

うつ病が辛い時には、なかなか遊ぶことは難しい。

その場合断ることになるのですが、断り方に悩むことがあるのでは、と思います。

文章を作ること自体に時間がかかるのですが、断り方も考えているとさらに時間がかかります。

 

個人的に思いつく断り方は大まかに4パターン。

うつ病であることを伝える」「体調不良であることを伝える」「他の理由を伝える」「理由は伝えず今回は難しいことを伝える」

 

誘われていなくても、「もし旧友の集まりなどの連絡が来た場合どうするか」とあらかじめ考えておくとスムーズかもしれません。

 

うつ病であることを伝える

相手にうつ病であることを打ち明ける場合、しっかりと文章を考えた方がいいと思っています。

しっかり文章を考えようと思うと、うつ病で頭が働かない中では時間がかかります。

 

ですので、一旦、今回のお誘いは事情があって難しい旨を先に連絡し、「理由はあとでゆっくり送らせて」と言うと、時間をかけて文章を考えることができるかもしれません。

 

体調不良であることを伝える

私の場合、とても近しい友達という訳ではないけれど、定期的に会う友達には、体調不良であることを伝えました。

 

定期的に会っていたので、他の理由や一時的なお断りをしても、また誘ってくれる場合があると考えたためです。

 

程よい距離感で付き合っている友達のため、相手もそれ以上は聞かないでいてくれました。

 

元気になったら会いたい友達であれば、元気になったらぜひとも会いたい旨を伝えておくといいと思います。

 

 

他の理由を伝える

私の場合、他の理由を伝えることに抵抗があったため伝えることはなかったのですが、当たり障りのない他の理由を伝えることも一つかもしれません。

 

 

理由は伝えず今回は難しいことを伝える

何年かに一度集まるような仲間のお誘いには、

  • とても参加したいけれど今回は難しい
  • 次回の機会にはぜひ参加したい
という旨を伝えました。
 
行ける状態なら本当は行きたい。みんなと会いたい。
悔しい気持ちを抱えながら返信しました。
 
 

近況を聞かれた時

うつ病を打ち明けていない友達に近況を聞かれると、どう答えよう…と考えてしまうことがあるのでは、と思います。

 

私の場合、こちらの言葉を使っておりました。

 

ぼちぼちやってるよー

「元気だよー」とは言いたくないし、かと言ってうつ病を打ち明けるのは抵抗がある。

 

そんな時には、「ぼちぼちやってるよー」はいい塩梅です。

 

うつ病でも、ぼちぼちとはやっています。

偽らず、打ち明けず。

詳しく近況を言うこともなく、相手の問いに答えることができます。(にごしているとも言うかも)

 

「ぼちぼちやってるよー」の後に、言えるような近況があればそれを言うのもいいと思います。

たとえば

  • ウォーキング(散歩)をしている
  • 白湯を飲むのがマイブーム
  • 太った

 

など、うつ病で療養している中でも言いやすい近況もあります。

(太った、は、言いたくない方もみえると思いますが…)

 

 

相談を受けた時

相談を受けた時は、とにかく時間がかかると思うので、先にじっくり返事を考えさせてほしい旨を送っておくといいと思います。

 

うつ病がまだまだかなり辛い時期に深い相談を受けたことがあるのですが、頭が働かないし自分の心のコンディションが大変な状況だったため、まともな返しができませんでした…

 

とても文章を作れない、まともに相談に乗れない、と思った時には、うつ病のことを打ち明けていなくても今体調が悪いことを伝え、文章を作るのが難しいことを打ち明けるのも一つかもしれません。

 

 

おわりに

うつ病がもっと辛かった頃はLINEの既読機能がプレッシャーでした。

 

うつ病が辛い時のLINEのやりとり、しんどいですよね…

 

うつ病がとても辛い状況にあってLINEなどのやりとりが大変な方がみえましたら、なんとか乗り切っていけます事を願っています。

 

うつ病は回復までにそこそこ時間がかかると体験から思っていますが

じっくり腰を据えて、ゆっくり、回復の道のりを歩んで参りましょう。

 

お読みくださり、ありがとうございました。