うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

救いたい、という有難い気持ちが負担になることがある。新聞の記事を読んで思ったことや友達とのこと。

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新聞を読んでいて、とても共感したことがありました。

 

今回は、その新聞記事を読んで思ったことや友達とのことを書きたいと思います。

 

 

その新聞記事というのは、LINEのグループで外されてしまって、自己を否定してしまう10代に対してのことでした。

 

 「救いたい、教えたいと力が入る大人には心を開いてくれません」(チャイルドライン支援センターの方のお話)

聞き手は説教したり、会って励ましたりはしない。

耳を傾け、共感することで、孤独の淵にいる子どもたちの支えになる

朝日新聞2018年8月2日 天声人語より)

 

この10代の子と、私は同じでした。

 

うつ病がとても辛い状態にある時、自分ではどうにも立ち行かない状態にあります。

そんな状態の友達(私)に会ったら、なんとか救いたい、と思ってくれる気持ちはとてもわかるのです。

そんな風に想ってくれる友達がいるというのも、本当に有難いことです。

大事に想ってくれるからこそのことであることも、身に沁みて理解しています。

 

ただ、その友達の熱意が、想いが、負担になることがある。

どうにも出来ない状態に自分自身が一番嫌になっていて苦しんでいる時、アドバイスや励ましは追い詰められてしまう場合がある。

 

そして、相手の想いを受け止められなかった自分に、当時の私はまた自分を嫌になってしまっていました。

焦りもしました。

 

会話もままならない状態でしたし、「会うのは難しい」と思い、うつ病を患って以降唯一会っていた友達とも会うことを控えるようになりました。

 

 

うつ病に限らず、他の病気でも、悩みでも、本当に辛くて奈落の底にいるような時、有難いのは、ただそっと、気持ちを聴いてもらえることなのだと思います。

 

自分の中に渦巻く重みを、口から言葉として出させてもらえたら、そしてもし「そうなんだね、それがあなたは辛いんだね」と言ってもらえたら、救われる気持ちがある。

 

病気の苦しみ自体に変化はなくとも、心が少し緩むことが出来る。

 

 

私自身も、つい熱意が入ってブログで書いていることが、もしかしたらうつ病がものすごく辛い状況の方に負担をかけてしまっていることがあるのかもしれない、と思いました。

もしそのような気持ちを抱かせてしまったことがありましたら、申し訳ありません…

 

なるべくタイトルでわかりやすいようにし、タグ付けで急性期、回復期など大まかにですが分けていますので、参考にしていただけましたら幸いです。

 

内容に関しても、改めて身を引き締めて書いていきたいと、初心に返る気持ちになりました。

 

 

 

毎日暑い日が続きますね。

夏は暑いものだけれど、2018年、今年の夏は猛烈ですよね。

 

暑い所と涼しい所の温度変化は自律神経に良くないとテレビでやっていたのですが、だからと言ってずっと暑いところにいたら危険ですし、クーラーの部屋から一歩も出ず過ごすことなんて出来ないですし…

うつ病を患っていると自律神経には優しく過ごしたいですが、難しいですね。

 

病気を患っているとなかなかどの季節も負担があったりしますが、

春の気温や気圧の変化が激しい季節に比べれば、夏は体調が安定しやすいと個人的には感じています。

 

暑さはまだ続くとの予報。

皆さま、ご自愛ください。