うつ病が最もひどい急性期には、本を読むことが難しかったりします。
それが回復につれて読めるようになってくるのですが、まだ不安定な時期、回復の途中ということで、本を読む時には本の選び方が大切になってくると思っています。
今の状態では読むことが難しい本を読むと疲れてしまいますし、気分にそぐわない本を読むと心に波紋が広がってしまう気がします。
今回は、本選びで私がポイントにしていることを書こうと思います。
うつ病時の読書
うつ病時には、本の選び方の重要度が高いと感じます。
内容によっては落ち込んでしまったり、自責になったり、暗い気持ちになったりと、うつ病で心がまだ不安定な状態では影響されやすいと思うのです。
私が本選びでポイントにしたこと
私が本選びでポイントにしたことは
- ほっこりする、心温まるような小説
- 暗過ぎない、明る過ぎない
- 長過ぎない
- 興味のある分野の本
- 画集や写真集
ほっこりする、心温まるような小説
小説を読む際には、ほっこりする、心温まるようなお話がいいな、と思いました。
冬の寒い日に飲む温かい飲み物のように、じんわりと心に沁みるお話。
検索をかけて、気になった本をレビューで確認。
これは良さそう、と思った本を図書館で借りました。
暗過ぎない、明る過ぎない
これも、うつ病時にはポイントとなる気がします。
暗過ぎるものは引きずり込まれそうですし、明る過ぎるものはその明るさについていけないように思います。
私の場合かもしれませんが、サスペンスは今は無理ですね・・・
長過ぎない
うつ病でまだ集中力などが回復途中の場合、長過ぎるものは読むのが大変かもしれません。
まぁ読んでみたいと思って、読んでみてこれは大変だ、と思ったら、途中で読むのを止めればいいのですが。
短編集だったりすると、気楽に読み進めることができる気がします。
興味のある分野の本
今までお話ししていたのは小説についてですが、それとは別に興味のある分野の本を読むのもいいと思います。
うつ病がひどい時には様々なことへの興味・関心が失われると思うのですが、少しずつ回復してきた時に、ちょこっと芽生えた興味・関心のあるものに触れることは、うつ病の回復にもいい気がします。
画集や写真集
画集や写真集を眺めるのもいいのでは、と思います。
特に、「見ていて心が安らぐな~」と感じるものを眺めるのがいいと思います。
自然をモチーフにしたもの、色使いが綺麗で優しいものは見ていて心が落ち着くように感じます。
おわりに
うつ病が少しずつ回復して本を読めるようになった時。
出来ることや楽しめることが少ない中、読書は心を温かくしてくれたり、ほぐしてくれたり、新しい知識や考えを与えてくれます。
心にピタっとくる本との出会いは幸せなもの。
うつ病時には特に、自分にとっていい本との出会いは大きいと思いました。
読書をされる方。
あなたにとって良き本と出会えますように。