天気が体調や気分に影響することは、病気でない人でもあるもの。
うつ病が辛い状況の時には、その影響が大きく、強く表れることがあります。
今回は、私が体験した天気とうつ病の関係について書きたいと思います。
うつ病を患い過ごしていくうちに、「いつもにも増してずーんとする」「なんだか心がざわつく」と感じる時、天気が影響している場合もあることに気づきました。
他にも同じような方がいるのか検索してみると、同じように感じられている方々がみえました。
私が天気によって感じた体調は
- 雨が降るのか降らないのか微妙な曇天が辛い
- 風が強い日に心がざわつく
- カラっと晴れた日は比較的体調が良い
雨が降るのか降らないのか微妙な曇天が辛い
どんよりとした、今にも雨が降りそうだけれどまだ降らない、という鉛色の空。
この天気が私は一番苦手でした。いえ、今も苦手です。
ただでさえ重い体と心がさらに重く感じ、ずーんとしてしまうのです。
「あ~~いつもにも増して体調が悪い」という日を振り返ると、この天気が多かったです。
この天気が苦手、と意識してからは「今日は天気がこうだから仕方がない」と思い、いつも以上に無理をせず過ごすことにしていました。
自分の傾向がわかると、いつもより体調が悪くても落ち込んだりすることがないように思います。
風が強い日に心がざわつく
晴れていても、風が強い日はなんだか心が不安定になりました。
うつ病の急性期を過ぎた頃から、できる時に歩いたり少し走ったり(といっても1~2キロ)していたのですが、風が強い日に外にいると心がざわつきました。
落ち着かなくて、情緒不安定に。
雨や曇りで体調が悪くなるのはわかる気がするけれど、風でもそんなことってある?と疑問でしたが、同じ方がいると知って、うつ病ってそういうことがあるんだなーと納得しました。
自分の体調が何にどんな影響を受けるか知れると、体調が悪いなりにうまく病気と付き合えるような気がします。
カラっと晴れた日は比較的体調が良い
うつ病でなかった時には、カラっと晴れた日は「気持ちいい」「清々しい」といった感じでしたが、うつ病で辛い状態だと、「体調が比較的楽」という感覚です。
うつ病が一番辛い急性期の頃は、基本的にかなりの辛さなので、「晴れた日は比較的体調がいいな」と感じられるようになったのは回復期に入った頃からかもしれません。
急性期には、お日さまの温かさや風の心地よさ、雨の静けさなど、五感で感じとることが停止していたように思います。
今、急性期で何も心地よさを感じられないという方。
真っ暗な穴の底にいるようで光なんて感じ取れないかもしれません。
そんな状態に不安を抱いているかもしれません。
今はそうでも、少しずつ少しずつ、感覚も戻ってきて、楽になってきます。
今は、休憩中なだけ。
負担になることはできるだけ避けて、休養していけるといいと思います。
今日は体調が少し楽だな、とか、さらには日差しが心地いいなーと感じられる日も、ぼちぼちですが出てくるはずです。
最後に
天気の影響をあまり受けないうつ病の方もみえるかもしれません。
影響を受けるにしても、「雨の日が辛い」とか「晴れの日が辛い」という方もみえるかもしれません。
人によって様々なうつ病。
天気の影響を受ける方は、自分がどんな天気だとどんな体調になる傾向があるのか知れると、病気との付き合いが少し楽になるかもしれません。
では、また。