うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病急性期。何もかもが停止状態・・・辛い苦しいしか言葉が見つからないけどその言葉じゃ足りない。その時の過ごし方は?

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うつ病急性期とは、うつ病になった頃から始まる一番辛い時期。

症状は人それぞれ異なることはあると思うけれど、「とにかく辛い」その気持ちはきっとみんな同じ。

今、わけがわからない程苦しくてたまらない、あなた。

大丈夫。嵐は弱まっていくから・・・

と言われても信じられない気持ちになるかもしれません。(私はそうでした)

でも、大丈夫。少しずつ少しずつ、楽になってくる時が来ます。

 

今回は、私のうつ病急性期を振り返りつつ、嵐が過ぎ去るのをやり過ごす私なりの過ごし方をまとめました。

 

うつ病急性期の辛さ

 うつ病急性期の頃。

その辛さは言葉にし尽せないものでした。

体は重力が何倍にもなったんじゃ!?と思うほど重くてだるくて、心はとにかく辛くて苦しかった。

「辛くて苦しい」という言葉でしか表現できないけれど、それまでに経験したものとは種類が全く違う。別物でした。

 

一気にいろいろなことができなくなりました。何もかもが高いハードルでした。

息をして、ただそこにいる。

それだけで大変なことでした。

 

できなくなったことを挙げだしたら限りがない。

本や新聞を読むこと、音楽を聞くこと、テレビを見ること、運動すること、家事をすること等々、普通にできていたことができないのです。

会話もままならない。相手が言っていることを理解するのに時間がかかり、自分が言いたいことも頭の中でまとまらない。

細々と、「うん」というのが精一杯でした。

 

うつ病急性期にしていたこと

そんなうつ病急性期の中で私がしていた過ごし方は

  • 横になる
  • 夜更かしは避ける
  • SNSはやらない
  • できることをする

 この4つです。

 

横になる

とにかく辛くてしんどくて、横にならずにはいられませんでした。

横になっていても苦しくてたまらなかったけれど、座っているよりは楽でした。

 

うつ病を患っているともしかしたらそうやって横になっている自分を情けなく感じることもあるかもしれません。

でも、体調が悪いのだから、情けなくなんかありません。休養が必要なのです。

熱が出たら寝て過ごすように、骨折したらギプスをつけて固定するように、今のあなたには心身ともに休めることが大切なのです。

 

夜更かしは避ける

これはうつ病回復期にいる今もそうなのですが、寝る時間が遅くなると次の日に影響がでます。

医者にも早く寝るように言われていました。

それにも関わらず、私は夜更かしをしてしまうことが度々ありました。

ネットでチェックしたいことがあるとついつい見てしまうのです。見だすと時間が経っていて、気づいた時には遅い時間に・・・

そうして夜更かしをすると、次の日にはさらに調子が悪いことが多かったです。

 

寝る前はブルーライトの影響を避けて睡眠の質を確保するためにも、ネットは控えて早めに布団に入ることをお勧めします。

寝る時間をすぐに早めることが難しい場合は、30分ずつ早めていくと自然に早めることができるかもしれません。

 

女性の方、午後10時~午前2時のゴールデンタイムに寝ているとお肌にいいらしいですし、体調にも肌にも一石二鳥ですよ。

もちろん男性の方も。美肌になって損はなし、ですよね。

・・・なんだか美肌推しになってしまいましたが、体調のためが一番です。

早寝してみると、次の日体調の違いが実感できるのでは、と思います。

 

ここで、夜更かしをしていて自分はダメだな、と思ったあなた。

ダメではありません。

朝の方が辛いうつ病の場合、夜少しだけ楽になった時に何かしたくなるのは自然なことです。

また、入眠が困難で寝るのが遅くなってしまう、という方もいるかもしれません。

 

まぁ少し早めに眠れたらいいかな~くらいの気持ちで気楽にいくことにしましょう。

 

SNSはやらない

FacebookInstagramは放置することにしました。

友達の投稿にコメントする文章を作れないですし、まして自分の投稿なんてする気力が出ません。ネタだってない。

そして、友達の充実した生活ぶりを見て、「自分はダメだな」と思いそうなことが目に見えていたからです。友達と比べても仕方がないんですけれど、ね。

SNSで友達の様子を見ると、早く回復したい、と焦りそうな気もしていました。

 

回復期にいる今もSNS放置続行中です。

好きな有名人などのInstagramを見る時には、ログインせずにネットで検索して見ています。

 

SNSをやらないことにより、心がざわつくことを防げているように思います。

 

できることをする

何でも構わない。何か少しでもできること、苦しさが紛れることがあったらそれをして過ごすのがいいと思います。

私にとってはインターネットでした。

ネットには様々な考えや意見、情報があって、この時期に触れない方がいいものも中にはあります。

なので、ネットをする場合は自分の心に負荷のないものを選んで見る必要があると思います。

 

本であれば絵本やマンガは読みやすいかもしれません。

綺麗な景色の写真集を眺めるのもいいと思います。

簡単で単純なゲームなんかもいいかもしれません。

 

何でも、少しでも気が紛れることを。負担にならないことを。

 

何もしたくないのであれば、何もしなくていい。

休養が一番なのですから、できないこと、やりたくないことは無理にやらなくていいのです。

私の場合は、ただずっと横になっているだけだとそれはそれで辛かったので、ネットで気を紛らわしていました。

 

まとめ

うつ病急性期は、大変な時期です。

何もする気力が出ないけれど、何もしていなくても苦しくて辛い。 

この辛さがいつまで続くのか、と途方もない気持ちになっているかもしれません。

それでも、いつか少し楽になってくる時がやって来ます。

 

だから、何とかこの時期を凌いでいきましょう。