うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病回復期、心に沁みた優しい曲5選。

f:id:irotoridori-days:20180826121054j:plain

うつ病が辛い時期には音楽を聞くことが苦痛でしたし、聞けるようになっても「ただ音が流れている」という感じで、「聴く」ことはしばらく出来ませんでした。

 

回復していく過程で音楽を聴くことが出来るようになりました。

 

ですが、未だパワフルでソウルフルな歌声は苦手です。

パワー負けするのです…

明る過ぎる曲も気持ちがついていかず。

切な過ぎても悲しくなるという、ワガママ加減。

 

そんな私が聴いていて心地が良かったり心に沁みた優しい歌声の曲を紹介させてください。

最後の1曲はクラシックを。

 

音楽も好みが顕著に表れるものの一つだと思うので、偏りがあるかもしれませんが、ご容赦ください。

 

目次

 

 

スピッツ「小さな生き物」

とにかく、マサムネさん(ヴォーカル)の声が透明感があって優しい。負担にならない。

この「小さな生き物」は、温かさが溢れる曲調で心が穏やかになります。

 

振り返れば高校時代からスピッツが好き。

熱烈なファンというわけではないし、あまり聴いていなかった時期もあるのですが、ふとした時に「スピッツが聴きたい」と思ってきました。

 

うつ病から回復していく過程で久しぶりに聴いて、「やっぱり好きだな~」としみじみ。

 

臆病な背中にも等しく雨が降る
それでも進むとにかく先へ
あってもなくても

 

沁みます。

 

www.youtube.com

 

 

槇原敬之「Firefly~僕は生きていく」

数ヵ月前、録音した後まともに聴かないままだったアルバム「Best LIFE」を聴いてみて、この曲に涙。

 

生きる意味が見つけられないような、辛い時。

心に沁みる曲だと思います。

 

同じように暗闇の中
望み絶えそうな誰かに
君と同じ気持ちを僕も
知っているとただ伝えたいんだ

 

同じ気持ちを知っててくれる人がいる。

こんな気持ちを抱えている人は少ないほうがいいけれど、同じ気持ちを知っててくれる人がいると思うと心を緩めることが出来る。

 

うつ病に関するブログを書いて下さっている方々も、こんな気持ちで書いて下さっているんだと感じていて、それを思ってまた涙しました。

いつも、本当にありがとうございます。

 

先ほどの歌詞に続く歌詞も大好き。

なので、これらの歌詞のある2番をリピートしまくりで聴いていました。

引用したい…!けれど、引用し過ぎになる気がするのでぐっとこらえて省略します。

 

YouTubeにもありましたので、ご興味のある方はぜひ。

(公式のものはなかったので、こちらに載せるのは控えます)

 

Noriyuki Makihara 20th Anniversary Best LIFE

Noriyuki Makihara 20th Anniversary Best LIFE

 

 

 

 

Ms.OOJA「My Way」

爽やかな楽曲。

伸びやかで綺麗なMs.OOJAさんの歌声が心に響きます。

 

「1/fゆらぎ」という、心身ともにリラックスできたり心地よさを感じる音や声があるのですが、Ms.OOJAさんも1/fの声だそう。

他には、美空ひばりさんや宇多田ヒカルさん、吉田美和さん(ドリカム)などがいらっしゃるようです。

自然界では波の音や鳥のさえずりも。

 

Ms.OOJAさんは、曲によってはパワフルでソウルフルだったり、歌詞にしんみり切なくなりまだ聴くのに少し負担を感じるものもあるのですが、この曲は大丈夫でした。

 

まっすぐじゃなくたって 遠回りだって

信じている 私らしく 生きること

 

ずっと続いていくこの道の上でいつかは

辿りつく場所がある そう信じていたい いつも

 

じんときます。

 

www.youtube.com

 

 

坂本九見上げてごらん夜の星を

世代が違っても知っている人が多い、名曲ですね。

私も昔から知ってはいましたが、うつ病になってからテレビで流れているのを見て「いいな~」と思いました。

 

しっとり落ち着いていて、穏やかな曲。

夜の星空が目に浮かびます。

 

昼間の晴れ渡った空、よりも、星が静かに瞬く夜空が病気などで辛い時には優しく感じられる時があるように思います。

 

 

ショパンノクターン第20番」:ピアノ辻井伸行

クラシックは歌詞がない分全体的に聴きやすい曲が多いと思いますが、曲によってはダイナミックであったり激しさがあるので、まだうつ病が辛い時には曲を選んだほうがいいのかな、と思います。

 

オススメはショパンの「ノクターン第20番」。辻井伸行さんのピアノ。

辻井さんの音は透明感があって澄んでいて、清らかで美しいと感じています。

心にすーーっと沁み込んできます。

 

ノクターンの優しい曲調と辻井さんの音色とが相まって、心に沁み渡りました。

 

 

debut 10 years

debut 10 years

 

 amazonのページを確認してみたら視聴可能でした。

 

 

おわりに

非常に個人的な好みが反映されている選曲ですが、うつ病中も優しいなと感じたものを載せてみました。

 

ミスチルとかドリカムとか他にも好きなアーティストがいて、好きな曲についてバーッと語りたい気持ちもありますが、今回は表題のテーマでこの5曲について書きました。

 

うつ病が少しずつ落ち着いてきて音楽が聴けるようになってきた方は、音楽を聴くにしても無理はせず、「今の」自分が心地いいと感じる曲を聴かれるのがいいのでは、と思います。

「この曲はまだキツイ…」と感じた際には、すんなり飛ばしたりオフに。

 

音楽を聴けるようになった方は、今のあなたにとっての心に優しい曲と出会えて、心がほぐれますことを願っております。