うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病にある億劫感。お化粧するのが億劫・・・そんな時は。

 

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うつ病には億劫感がつきものです。

外出する気にはなれないけれど、用事があってなんとか外に出たいことも時にはあると思います。

通院もありますしね。

そんな時、私はとにかくお化粧が億劫で仕方なかった時期があります。

うつ病を患っている女性の方、そういうこと、ありませんか?

 

今回はお化粧が億劫な時、どう乗り切るかについて考えたいと思います。

 

 

お化粧が億劫でたまらなかった私は、何でこんなにもお化粧が億劫なのか考えてみました。

行きついた結論は、「行程が多いから」。

うつ病がひどい時には、顔を洗うことも歯磨きをすることもやっとの思いでした。

お化粧となると、その2つよりもさらにいろいろやることがあります。

日焼け止め、下地、ファンデーション、コンシーラー、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、口紅、チーク・・・

どんだけ塗り重ねるんやーーー!と思わず言いたくなるアイテムの数々。

しかも、はみ出したりしないようになど、気を使います。

行程の多さと細かい作業にとても気力がいるのです。

 

私は

  • スッピンで行けるところはスッピンで行く
  • BBクリームを使う
  • メイクのうち何かをやめてみる(行程を減らす)
これで乗り切りました。
 

スッピンで行けるところはスッピンで行く

私の場合、近所のドラッグストアやスーパーはスッピンで行きました。

シミが出来やすい体質のため、日焼け止めだけは塗って。

 

スッピンで行けばいい。

そう思うだけで、外出するハードルが少し低くなりました。

 

どこの場所までスッピンで行けるかは個人の抵抗感の違いがありますし、マナーとしてお化粧が必要な場面もあると思うので、状況に応じてスッピンを選ぶのがいいかなぁと思います。

今までどこに行くにもお化粧をしていた、という方は、一度その「今までの当たり前」を見直してみるのもいいのでは?意外とスッピンでも平気ですよ~

 

BBクリームを使う

男性の方は、「なんじゃそりゃ?」と思われると思いますが、これは美容クリーム、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、日焼け止めの機能がすべて一つになった、いわゆる「オールインワン」のクリームです。

何工程もカットできて、「お化粧したくない~でもスッピンではちょっと・・・」という時に大変便利なアイテム。

 

私はお化粧が億劫でたまらなかった時期、多用していました。

BBクリーム様様です。感謝状ものです。

 

BBクリームはいろいろなメーカーさんから出ていますが、石けんで落とせるタイプをうつ病女子の皆さんにはオススメします。

お湯で落とせるマスカラやアイライナー、石けんで落とせるタイプのアイシャドウ、チーク、口紅と併せて使うと、メイク落としを使わずに洗顔だけで一気にメイクを落とせるからです。

 

化粧を落とすのも億劫なうつ病の辛い時期に、洗顔1回で落とせるというのはなんともありがたかったです!

元々、石けんで落とせるタイプのBBを所持していて、一気にメイクオフできるように、石けんで落とせるアイシャドウ、チーク、口紅も持っていたのが功を奏しました。

うつ病じゃなくても、お化粧の手を抜きたい時があったのです・・・というのと、メイク落としは肌の負担になる、という話をどこかで読んで、メイク落としを使わない日を作りたかったのです)

 

石けんで落とせるポイントメイクを持っていなくて揃えるのが大変な場合。ポイントメイクをリムーバーで落とせば、石けんで落とせるBBだと後は洗顔でオッケーです。

 

石けんで落とせないタイプのBBでもメイクの工程はかなりカットできるので、お化粧が億劫な時にBBを使うのはありだと思います。

 

メイクのうち何かをやめてみる

やることの多いメイクを、省けるところは省いてしまおう、という作戦です。

例えば、アイシャドウをやめてみる。

 

最近読んだ、「フランス人は10着しか服を持たない」の本の中にメイクについて載っているのですが、「リップの際立つメイク」や「ナチュラルメイク」のやり方が載っていて、うつ病でしっかりメイクがしんどい時に参考になります。

 

著者がパリの暮らしで学んだメイクなのですが、バッチリメイクにはない、抜け感が出るのかもしれません。

やってみると、「この方が素敵かも!」と思ったりしました。

 

私はアイシャドウを重ね塗りせず1色でグラデーションにしたり、マスカラをやめたりもしていました。

 

全部のメイクをするのが辛い時。何かを抜いてみるのもいいんじゃないかと思います。

それで素敵に見える!という発見もあるかもしれません。

 

 

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質

フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~

 

 

 

まとめ

うつ病が辛い時の億劫感は、元気な時の「あ~めんどくさー」とは種類の違うもの。

辛くて、重くて、億劫過ぎて泣けてくる・・・

 

そんなうつ病の億劫感でお化粧するのがしんどい時。少しでも負担を減らして過ごしていけたらいいですよね。

 

今、うつ病で苦しい思いをされている方がほんの少しでも楽に過ごせることを願って。

 

お読みくださり、ありがとうございました。