うつ病の快復過程でも変化が色々あったのですが、今回は趣味ではまっている語学を学ぶようになって起こった変化について、書きたいと思います。
目次
1.世界が広がった
英語が好きだった学生時代も、英語に触れることで考えや世界が広がる感覚があり、それが語学が好きな理由の一つでもありました。
2018年秋から大学時代に学んでいたある言語の再勉強を開始し、楽しくて楽しくて。
初めはその言語を学ぶこと自体が楽しかったのですが、言語というのはその国の文化や色々なことに密接に関連しているので、その国自体の色々なことにも興味を持つように。
日本とは違う習慣や文化を知ることは興味深いですし、もう一つの国の視点を持ちつつあるような感覚で世界が広がったな~と感じています。
2.日本語を選ぶようになった
何気なく話している日本語でも、「この状況・気持ちにはこの言葉が適切なのか」と考えるようになりました。
教えていただいている先生は日本に10年以上住んでいらっしゃって日本語ペラペラなのですが、それでも先生に話す時には、「変な日本語を使わないようにしよう」と、ある意味外国語を話す時より身が引き締まる時があります(笑)
外国語を学ぶことで、日本語に対しても意識が少しばかり高まったような気がしています。
3.自然と傾聴の習慣がつき、コミュニケーションの練習になっている
外国語の聞き取りをする時には、否が応でも傾聴することになります。
全神経を集中して聞き取るような状態。
そのため、以前より日常的に傾聴する習慣がついたような気がしています。
また、そうして「相手の話をじっくり聞き、言葉を発する」ということは、コミュニケーションの練習になっているように思います。
4.集中力がついてきた
勉強を集中して毎日行うで、集中力がついてきた(戻ってきた)ように思います。
外国語の勉強は脳トレになると雑誌記事で拝見したことがあるのですが、実体験としてもそうだろうなと感じています。
5.対人トレーニングになっている
私にとっては、こちらが一番大きかったといっても過言ではないのですが…
先生のレッスンを受けることは、うつ病になり人が苦手になった私にとって、対人トレーニング・リハビリになっているなと感じています。
外国語、オンライン、先生と生徒という関係、そのどれもが友達と会って話すよりも気楽で…
その訓練(?)のおかげで、友達と会って話すことがだいぶ大丈夫になりました。
今はコロナ禍なので難しいですが、もう少し落ち着いたら会えたらいいなと思っている久しく会えていない友達がいて。
そこまでの状態になれて嬉しいなぁ、としみじみ。
それもこれも、家族、友人、医師、カウンセラーの方、オンラインレッスンの先生、そして、ブログの皆さま、たくさんの方々の支えや応援、お力添えがあってこそ。
本当に、心から、有難く思っています。
人は一人では生きていけないとつくづく思った療養生活でした。
たくさんの方々にいただいた愛情と支援を、その方々に直接お返しすることは難しい場合もあるけれど(医師とか)、その場合には他のどなたかに、何か力になれることがあればできることをしていけたらいいなと思います。
最後は話がずれてしまいましたが、お読みいただき、ありがとうございました^ ^