うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

うつ病と完璧主義。完璧主義を和らげる対策。

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皆さま、完璧主義の傾向はありますか?

私はその傾向があります。

 

世の中、完璧な人はいない訳で(何をもってして完璧というのかも非常に曖昧)、まして私なんぞは未熟で様々なことに失敗したり上手くいかないのは至極当然であるのに、失敗を引きずったりモヤモヤしたり・・・

今回は完璧主義を和らげる対策を考えてみます。

 

目次

 

 

 

完璧主義は苦しい

完璧主義があることによって、いい点もあります。
物事を追求できたり、理想を目指すことによってよりいい仕事が出来たり自分を磨けたり。
ただ、完璧主義が行き過ぎると苦しくなります。
失敗を引きずったり、出来ない自分を許せなかったりしてしまいます。

 

 

完璧主義を和らげる対策

  1. 完璧にはなかなかいかないものだ、を前提として思っておく
  2. そもそも完璧ではない自分を受け止める
  3. そこそこオッケーを目指す
  4. 失敗や気づいたことは、経験として次に生かす
  5. フォローできることはフォローする
  6. 良かった点、次回生かす点を書き出す
  7. 完璧主義でオッケーなことかどうか立ち止まって見つめる

 

 

完璧にはなかなかいかないものだ、を前提として思っておく

前提として「完璧であらねばならない」と思っているのと、「完璧にはなかなかいかないものだ」と思っているのとでは、大きな違いがあるように思います。

 

「完璧であらねばならない」と思っていると、少しのミスも許せないようになってしまう気がします。

また、追い詰められたような、苦しい気持ちにもなってしまいます。

それがミスを誘発することもあり得ます。

 

「完璧にはなかなかいかないものだから、色々と注意してやっていこう」と思っていると、たとえミスが起こったとしても「そういうこともある」と思えるように思います。

また、そう前提として思っておくことで、様々な対策を先に考えることができます。

 

 

そもそも完璧ではない自分を受け止める

「そもそも自分は完璧ではない」という現実を受け止めることは大切な気がします。

 

完璧ではない自分を受け止めていると、何か起こっても、「まぁ私だからね、こんなことも起こるよね」と、起こった現実を受け止めやすいように思います。

 

 

そこそこオッケーを目指す

基準を下げて、そこそこオッケーを目指す。
以前、主治医にこんなことを言われました。
「どんなに打率のいいバッターでも3割なんですよ」と。

日常生活において、失敗や失言は少ない方がいいし、打率を上げていけたらいいけれど、完璧を目指すのではなく「そこそこオッケー」を目指す。

うつ病を患っている状態では一層、今の体調における「そこそこオッケー」がいいんだと思います。
「今の体調における」というのがとても重要で、それには自分の状態を冷静に見る目がいるのではないかと思っています。

 

 

失敗や気づいたことは、経験として次に生かす

人生、この連続なのでは、と思います。
失敗をして気づくことを繰り返し、それを経験として次に生かしていく。
人生を歩んでいく中で様々な事象と出会い経験し、その中で学んでいくのだと思います。
日々、勉強。

人は、癖や性格、傾向があるので、「あ~またやってしまった…」ということもあります。
それでも、それを糧として、学んで、これからに生かしていけたらいいのではないでしょうか。
失敗したら、「よし、次にいかそう」と気持ちを切り替えることが大切なんだと思います。
…ってこれが私にはなかなか出来なかったりするのですが。

人生、失敗しつつ次に生かしていくもんだ、と思うと、完璧でない自分を許せるような気がします。

 

 

フォローできることはフォローする

失敗や失言をした後、フォローできることはフォローするといいのだと思います。
事を起こした後に、起こす前の過去に戻ることは出来ない。
ただ、今から出来ることもあるはず。

ベストは難しくてもベターを目指す。

相手がいて謝る時は謝り、今から出来ることをしていくのが大切なのかな、と思います。

もし失敗しても、その後最善と思われることを誠意を持って行っていけばいい、とどこかで腹をくくっておくと完璧主義が和らぐかもしれません。

 

 

良かった点、次回生かす点を書き出す

完璧主義を持っていて失敗したり思うようにいかないと非常にモヤモヤします。
自分責めが始まったりすることも。

頭の中で考えているとモヤモヤを引きずってしまうことがあるのでは、と思うので、良かった点、次回に生かしたい点を書き出すと、客観的になれますし、まぁ良かったこともあるよね、と思える気がします。

 

 

完璧主義でオッケーなことかどうか立ち止まって見つめる

完璧主義でいてもいい場合もある、と思っています。

 

私の場合、例えばものを選ぶ時。

色々と理想があって、なかなか理想通りのものに出会えないこともあります。

 

必要に迫られているものは悠長なことを言っていられないかもしれないけれど、急ぎのものでなければ、理想のものに出会えないうちはゆっくり検討することができます。

 

そうして出会った理想通りのものは、大切に長く使うことができます。

 

完璧主義が顔を出した時に「これは完璧主義を生かしていい時かな?」と立ち止まって見つめてみると、冷静になれるのでは、と思います。

「あ~これ、完璧主義ではしんどいわ」と気づいたり、「これは完璧主義を貫いていいことだな」と判断できるようになる気がしています。

 

 

おわりに

私の場合、こんなにもポンコツなのに完璧主義というのは非常にバランスが悪く、不毛な戦いをしているなぁ…とある時思いました。

 

上記のことを心がけるようになり、以前よりは完璧主義が和らいできたように思います。

 

それこそ、完璧には完璧主義をなくすことは難しいかもしれないけれど、完璧主義が顔を出した時に立ち止まり対策できたら、和らいだり過ごしやすくなるのでは、と思います。