うつ病の回復期を過ごされている方のお話に、友達に「毎日が日曜日みたいでいいね」と言われてモヤモヤしたことがある、というものがありました。
はたから見れば、うつ病の回復期というのは毎日が日曜日のように見えるかもしれません。
しかし、本人にとっては外出が訓練のようであったり、家事も訓練のようであったりしますし、回復の段階によってどの程度かは異なりますが身体もまだまだ本調子ではないので、毎日が日曜日♪ みたいなものではないのが現状です。
仕事をしているとオンとオフの境目がわりとあると思うのですが、うつ病で自宅療養しているとオンとオフの境目があまりありません。
訓練を兼ねつつ行うことが1日の中、1週間の中に混在しています。
そのため、うっかりすると「うつ病患者にとっては」休みという感覚の日がない、ような状態になります。
この「うつ病患者にとって休みという感覚の日がない」というのは、うつ病患者にとって負担がかかることが続くということです。
家事や勉強もそうですし、一般的には娯楽であろうテレビを見ることや音楽を聴くことも負担がかかったりするため、休んでいるはずが休んでいない、という状態になることがあります。
快復していくために療養が必要で療養しているわけですが、その時の状態に対して負荷が多いことをやり過ぎてしまうと、実際にはあまり療養になっていない、という状態になってしまいます。
そうした状況を防ぐために、意識的に「今日はお休みの日」と決めるのも良いのでは、と思っています。
また、意識的にオフの時間を設けることも大切だと考えています。
「何もせずぼーーーーっとする」は負担がなくリラックスになると思うのですが、これがなかなか難しい。
ぼーーーっとしているつもりが考え事をしていたり、すぐに飽きてしまったり…(^^;
そのため、私は単にぼーっとすることもあるけれど、
- 心地いいと感じる綺麗な写真をぼーっと眺める
- 植物や緑をぼーっと眺める
- 目をつぶる
- パソコンやスマホをあまり見ない日を作る
ことを意識的に取り入れています。
今日はこちらでは爽やかな秋の風を感じ、暑さも少し和らぎました。
秋の虫の声も最近聴こえていて、まだ暑さがあるけれど秋が確実に近づいているな、と感じます。
暑さが和らぐと夏の疲れが出る場合もあると思いますので、皆さまご自愛くださいね。
お読みいただいて、ありがとうございました^ ^