うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

「普通」というものはそれぞれが思うものに過ぎない、と思う話。

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うつ病が辛かった頃。

いや、うつ病でなかった頃もよく思っていたかもしれません。

 

自分に対して「普通、これぐらいできるでしょ」と思っていました。

 

うつ病以前の私が掲げる「普通」は、自分の状態や実力を度外視したものであり、しかもそのことが「上手く出来る人」を「普通」としていました。

 

そりゃーきついよ。

誰でもそんな上手く出来るわけでもないんだよ。

人には得手不得手や向き不向きがあるんだよ。

体力だって人それぞれなんだよ。

 

と、今の私は思います。

 

 

うつ病になってからの私は、この、自分が掲げる「普通」に苦しみました。

 

「普通、お風呂に入れる」

「普通、掃除ぐらい出来る」

 

といった感じに。

 

しかし、途中で気が付きました。

 

それは「病気でない人の」「元気な人の」普通。

いや、病気でなくても、元気でも、何らかの理由で掃除が難しい人だっているかもしれない。

 

「普通」というものは、各々が勝手に思っている「普通」なのだと思ったのです。

 

 

それを人に押し付けてしまっては相手を辛い思いにさせてしまうこともあるし、自分に向けてしまっても自分を苦しめてしまうことがある。

 

場面によっては、「これは色々な人が出来ていることなのだから、私もきっと、出来る。大丈夫。」と自分を励ます場合もあるかもしれない。

 

そういう場合は、思ってもいいと思うのだけれど、

「普通みんな出来ているのに…出来ない自分はダメだ」と思うことはないと思ったのです。

 

先ほども書きましたが、得手不得手・向き不向きがあるし、病気などで出来ない状態の時もあります。

 

出来ることだけでなく、考え方だって人様々。

 

そんなことを、病気を通して改めて感じました。

 

 

最近急激に肌寒くなってきましたね。

リネンシャツやシャツを着る季節が一瞬にして通り過ぎてしまいました…それぞれ1回ずつしか着用出来ていない~(;´Д`)

 

体が冷えると気分も落ち込みがちになると聞いたことがあります。

皆さま、温かくしてお過ごしくださいね。

 

お読み下さって、ありがとうございました(*^^*)