うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

生きている意味。一瞬でも誰かの何かになれたら、それでいい、と思うようになった話。

f:id:irotoridori-days:20180918143403j:plain

拝読させていただいているよまめさんの記事を読み、生きている意味について、私なりの思いを綴りたいと思い、ペンをとりました。

(ペンではないけれども…)

 

よまめさんのブログトップページのリンク先を貼らせていただきます。

いつも心をほぐしていただいたり、沁み込む温かさをいただいております。

休職 diary

 

本日は、うつ病がかなり辛かった頃のことも書いてありますので、読むと重たい気持ちになってしまいそうな方は、回れ右でお願い致します。

 

 

うつ病がものすごく辛かった頃

うつ病がものすごく辛かった頃。

私なんて生きている意味がない、と思っていました。

消えたい気持ちもありました。

 

そんな時、辛くて寝転がりながら家族と見ていたテレビで「死ぬまでにやりたい100のリスト」について元テニスプレイヤーの杉山愛さんが話されているのを見ました。

 

その時、私が唯一思い浮かんだのは、「誰にも迷惑かけずにひっそりと消えたい」でした。

自分の唯一の願いがそれだということに、我ながら一層悲しくなりました。

 

以前記事にも書きましたが

消えたい・・・そんな思いを抱いた時、こんな風に過ごしていました、という話。 - うつ女ブログ

 

消えたい気持ちは「今はうつ病だからそう思っても仕方がない」と思い、そのまま放置していました。

前向きに考える気力なんてない。

ただ、そのままにしていました。

 

 

一瞬でも誰かの何かになれたら、それでいい

だんだんと良くなっていく過程で、生きて過ごしているうちに行動する何かが、誰かの笑顔に繋がっていることがある、と思うようになりました。

 

例えば

  • 高齢の方や妊婦の方などに席を譲る。
  • 道を聞かれたら答える。
  • 外食して美味しかったら、その喜びを店員さんに伝える。
  • ゴミが落ちていたら拾う。
  • 友達が困っていたら相談にのる。
  • 家族と喜びや悲しみを共有する。

 

そんなこと?と思うかもしれないですが、それで相手が笑顔に一瞬でもなれたなら、少しでも心がほぐれたなら、生きている意味があるのでは、と私は思っています。

 

ブログを発信して下さっていること。

それも、私を含め、誰かの笑顔に繋がっていると思います。

 

 

うつ病が辛い時期には

うつ病がものすごく辛い時期には、上記のことは難しい場合もあると思います。

 

何も出来なくて、寝ているだけ。

そのことに深い悲しみや罪悪感を感じることもありました。

 

そんな状態の時は、ただ呼吸して生きているだけでいいのだと思います。

今は何も出来なくても、じっくり休養していると少しずつ楽になってきて、出来ることも出てくるはずです。

そうしたら、出来る何かをしていけたらいいのでは、と思います。

 

出来ない時は、悔しいけれど、歯がゆいけれど、

出来るようになった時に出来ることをしていく。

 

それがいいのだと思っています。

 

いつか、出来るようになった時にはお世話になった相手や他の誰かにお返ししていけばいい。

今は難しくても、きっと、またお返しできる時がくるはずです。

 

そのいつかのためにも、今はゆっくりじっくり、休養いたしましょう。

 

 

おわりに

昨日は敬老の日

祖母(95歳)が、以前言っていた言葉。

「歳をとると、いろいろあるだ」

 

うつ病という病気も、いろいろな事が起こります。

体、頭、心、多方面に。

 

うつ病になって感じた、苦しさも、悲しさも、悔しさも、きっと、何かに繋がっていくんだと思います。

 

 

季節の変わり目ですね。

今日こちらは夏のように暑いです。

日によって気温や気圧が異なる季節。

皆さまご自愛ください。