うつ女ブログ

うつ病からリハビリ期へ。自分を労わりながら社会復帰していく雑記。

「それでいい。」~「ツレがうつになりまして」の細川貂々さんと対人関係療法の水島広子さんの本について~

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今回は本の紹介です。

 

「今の自分を受け止める」ということが以前よりも出来るようになったのは、この本を7月に読んだことも大きかったと思います。

 

 こちらの本は、「ツレがうつになりして」の細川貂々さんと、対人関係療法水島広子さんの本です。

 

マンガ形式で描かれていて、読みやすいです。

マイナス思考で生きづらさを感じている貂々さんが、水島先生に話を聴いてもらう形でお話は進んでいきます。

 

水島先生の言葉がとてもわかりやすく、心にスーっと届きました。

貂々さんと一緒にカウンセリングを受けているような気持ちになりました。

 

今の自分を受け止める、ということ。

自分の感情を認めること。

マイナス思考の自分を否定することを否定しないこと。

 

今までもどこかで聞いたり読んではいたけれど、数ヵ月ぶりに本のポイントや感想を記していたノートを見返して、この本を読んだおかげで心に入って出来るようになってきたのだなと確認できました。

 

うつ病の時はとかく自己否定的だったり自責的だったりすると思いますし、病気で色々なことが出来なくなることで自分が嫌になることもあると思うのですが、今は病気だから仕方ないんだよ、できなくて当然なんだよ、と受け止めることで心の葛藤が減ると思います。

葛藤が減ると、休養することができて、回復にも繋がっていく気がします。

 

自己否定することを「ダメだ」と否定するとまた苦しいので、否定してしまっても「否定したくもなるよね」と自分の感情を受け止めてあげることが大切なのかな、と感じました。

 

 

それでいい。

それでいい。